ラプラスの悪魔が予測した通り 僕らは出会いそして別れる
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狂ってる三半規管に神託よ電子の巫女と時空を超えろ
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葬列も散り散りとなり午後三時金木犀の香りの西日
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秘密だよ。隠したとこをばらしたら 罪ひとつでも針千本よ/物名歌
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一週間、またあらたまる毎日よ うひうひしくも生きてゆかなも/物名歌
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ひるよるのけぢめもつかぬ薄明かりいのちの果てのけしきとぞ見る
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靴先に舞い落つものは 枯れ色のそれと見る間に いなご舞い立つ
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ロボホンの展示に集う老人の説明を聞く目は輝いて
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ファミレスにネットワークのリアルありて 子らの喧騒 老人は笑み
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屋上の洗濯物が秋の風にたなびいている洗濯日和
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ちま猫ちゃん あちゅくなったので ひやされる ひんやりおいすお椅子も なかなかよいね
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どこまでも蒼く高き空 秋の空 吸い込まれそう 小さき悩みも
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そばかすの破顔一笑愛らしく少年らみな虜となりし
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銀の欲 当たるも八卦当たらぬも八卦というが意味は知らない
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君のこと本当に好きなんだよね だから一緒に愛夢メダカ
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二の腕の太いままノースリを着る 世界で三番目に可愛い
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詰将棋 なかなか詰まぬ 盤の上 駒に笑わう 脳活励む
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爽やかな 陽射しを浴びて 一人行く 往古を偲ぶ 歴史街道
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故郷の、君無き里に飛ぶ蝶の、 庭は荒れても、今年も来た。
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黄昏時 眩しく光る ヘッドライト 薄暗き道 確かめ歩く
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妹と楽し思い出語らいて 亡母ははへの誕生プレゼントとす
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図書館で静けさ破るパラパラとガラスに映る我が姿
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片思い 我の恋心 猫のよう 恋愛なんて 初めてだから   
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ふんわりとおさまの匂いにくるまれる 布団を干して今日は幸せ
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回転も寿司は鮨なりスシ食いねぇ!アガリ!アガリ!ガリガリガリガリ!/昭和歌謡大全集
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長袖着 あの日の季節 近づいて 今でも悔やむ おわかれの時 
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人ひとり死んだくらいじゃ変わらない世界なんか滅んでしまえ
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秋空に馳せた想いと裏腹に一途なままの君見て笑う
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ないはずの胸を焦がしたあの夏をそっとしまっているウォークマン
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弾む声 陽の賑わいの届く朝 遠き息子の平穏にゆるぶ
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