ただ生きて 死んでゆくだけ そのために 人はホントに 喜べるのか
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世の中の 空虚な教え 信じるな 人の心を 荒らす屁理屈
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誘惑に 堪えられるよう 目を覚まし あきらめるなよ 神に頼れば
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信じない 人は五万と いるけれど 神の声聞く 人もおります
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神様に 感謝すること 数多く 全てほとんど 幸せ尽くし
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妻なくば 今頃きっと 路頭にて 彷徨っていた 死んでいたかも
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デカ頭 遺伝子のせい 親のせい 恨んでみても 先祖も同じ
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血圧が 低いのだから 頭まで 血液行かず 首が冷えるわ
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アンメルツ 暗がりの中 手を伸ばす 痛いのなんの 一瞬に効く
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【雪】【みぞれ】【驟雨】【霧雨】【暴風雨】いつもこゝろになにかふつてる
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「残酷な天使のテーゼ」をうたひつつ天使長らは堕天してゆく
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いまの吾はなに【系】なのかたとふれば【世界終焉平和希望系】
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「結婚に拘らなくても…」結婚を許されたる人 傲慢な口
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深夜さえテレビやスマホやクラクションにて泣くこともままならぬ今
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電灯の下 影を見て初めて 自分がやつれていることを知る
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見た後に気づくくらいなら 夢なんて見なきゃよかったと思う朝
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君の一部になりたくてくっついてみる なれてもオプション
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生きたまま生まれ変わるのは無理なので誰かが一度死んだのだろう
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歌いたいことなどないと気づいたら世界はあまりにからっぽだった
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追いかけた夢は時間の無駄だったし 猫はビニール袋だったし
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おやすみと言って3秒、もう寝てる まるでのび太と思ふ母なり
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何事もなかった何者でもなくて それでよかった それがよかった
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笑い皺の似合う女性になれたらな。(あの日のあなたにいつか会えたら)
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使わなくなったリップやネイルでもわたしを護る盾にできるわ
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「大人など嘘つきばかりという君が もっとも周囲をあざむいている」
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(ほんとうは愛してなんかないのでは) ぱちん、とファンデの蓋を閉じた
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好き という気持ちはまるで〝呪い〞のよう だからわたしは歌い続ける
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イヴの夜の子供の夢をこわさぬよう寝付くのを待つ若い両親
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ごきげんよう! 枡野浩一になれたひと なれなかったけど頑張ってるひと
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今日だけは行きたくないと膝かぶのかさぶた剥いて黒い血が出る
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