真っ青な夏空までを欲しがるかアサガオの蔓支柱を越えて
30
真夏日の暑さもどりて引きこもり朝との気温差二十度あまり
23
とんちんかん忘れたフリに気付くのか母はいつでも強めの母だ
22
そう、夕べ母がシャワーを浴びたのよ。嫌がる事なく還る時もある
28
1日に 天気予報を 何回も みても天気は すぐに変わらず  
9
タヌ猫の ちいさな寝息 傍らに まだまだ一緒に寝ような、と撫で(たとえ布団のど真ん中取られてもな‥せまいー😅)
18
エアコンは男と一緒で切り時がわからぬなんて喩えがわからぬ
12
ミルフィーユ みたらし団子 アメリカン パンナコッタとバウムクーヘン
8
夏の夜に 秋の虫鳴き 耳澄ます ふけ待ち月に 星は輝く
24
ベランダで煙草薫らす22時BGMに林檎嬢
4
帰宅して一番最初に誕生日 祝ってやろうと思ってたのに/仕事の愚痴は職場に置いてこ
8
金魚姫 いのりを紡ぐその歌に 心も枯れるエゴと王冠
13
罪の王 我のヴォイドは 低ランク 崩れ落ちれば 結晶いしになりけり
11
こんな俺満期退職出来たのは 背広の下のロックンロール
10
マドレーヌはんぶんこして水たまり駅からだいぶ海底列車
14
鳩さんだ 平和の象徴 鳩さんと 一瞬目が合ひ ほわんと和む
22
「介護する人はいつでも優しいね」チクッと針がハートを刺した
33
箱詰めし宅配買取手配した ただこれだけで1日終わる
27
一年ひととせの無病息災願いつつ新たなちまき玄関に据え /祇園祭の厄除け粽
30
全ての伏線が回収されるみたいな日がたまにはあるでしょう。 
10
こんなにも蝉の鳴き声うれしいと思った夏は生まれてはじめて
23
蝉のと 風鈴のと 露天の湯 北の空 膨らむ入道雲
21
夜が来てまた朝になる地平線きみだけの色探す手のひら
12
敵の基地くらいカメラとセンサーがあるファミマで弁当を買う
12
もこもこになったあなたがかわいくて いちまいいちまい 剥がしてみたい
8
飽きがきて別れたりしたらいいのにと思うわりには落ち葉踏まない
7
しょっぱなは つよきのあつさ つぎはあめ らいしゅうみれば 荒しがふたつ タコ
13
下町は 足立区あたりの 給食で ひじきのにつけ 大豆にんじんいり \五十年前小学校 お揚げないので高野豆腐
13
大阪の北の我が家の二階から飛行が見えるブルーインパルス
17
ポケットに桃だけ詰めて帰り道 おつとめごくろうさまでした
6