井戸のない都会くらしに慣れたけど 喧嘩した日は井戸が恋しい
8
3連休娘になってのんびりと 火曜日からは仕事と母・妻
16
今回も聞き役になり過ごす夜 お前と話せて嬉しいと父
28
週末は息子が当番皿洗う 指図さしずはしないが平和の秘訣
27
釈迦と道 分かちた従弟 提婆達多 虹色の漢育てたるか(木の化身が好き)
6
求められてるうちが花 プロレスを一月ぶりにする風呂上がり
9
墓場のような列車内で耳から漏れるポップな洋楽 秋
6
涼風が 雲を流して 月える 少しえたる 十三夜の月
26
れいとうの くしやきとりが もどって来(ヨークマート) ひとくしづつね ぶつぜん供す
16
友だちの言葉はモッコウバラに似ていつかわたしの庭に植えたい
8
きみの目に映る美しい未来に入りたかったぼくを忘れて
3
サザエさんシンドロームかちょっとまて明日は祝日まだ大丈夫
15
切実に明日は来ない願っても何が起きても嫌いなんだよ
4
若作りのためにと友を誘いプリに 夜はもう冷え始めてる
3
イッテQ始まっちゃうから8時には 風呂に入った日曜の夜
5
かみのくに さからうものは みんなあく 皇国にほん 選民ユダヤ
14
僕だけが正しいことを言っている まわりの奴は嘘をついてる
4
何億年前の光が「一瞬のおまえたちなど」と優しく語る
11
昼一時 トイレのドア開け あれッ、涼しい! 久しぶり秋 さようなら夏
9
虚しさの海に溺れた人を見て そっとしておく僕の優しさつめたさ
8
盛り上がる 延長戦えんちょうせんで サヨナラに 明日あしたつづく クライマックス 
8
猫短歌ねこうたに癒されまくる 猫は良い 「猫は傑作」とダ・ヴィンチも言う
14
三連休昔必ず出かけてた心の隙間物で埋めてた
11
十月に半そで日がさ日焼け止め 夏の日差しの恩恵を知る
15
ユニクロで秋の商品さわりつつ過去の思いを娘と交わす
7
数独のクリアタイムが4分は長すぎるなとトレーニングつむ/めざせ45秒!
13
もうバスのエンジンかかり方途無し黙って見合う照れも投げ棄て
9
世の中に出てきた時の体重がほぼ四倍に増える神秘さ
8
「しぇんしぇい」と呼び始めたるその子らは迎えの時間並びて待てり
10
立ち姿なぜかわいいか考えるおむつをつけたおしりのせいだ
10