たかしくん 貴方の歌は美しく わたしの唄は醜いのだろ
9
命日に 毎月貯めてるこのかねは 俺の命日しぬひの葬式代だ
7
他女たにん抱き 独りよがりのほぼレイプ 気持ちわるいし 満たすもの無し/ごめんなさい
8
「諦め」という名の鎖身をよじりほどいて泳ぐ小魚の群れ/中島みゆき『ファイト!』
8
誰がための日曜昼間のど自慢祖父の知つてる歌は流れず
11
雨の日の 庭の紅梅ハラハラと 花びら散らしその潔し
18
人生の終まい方なぞようわからん乗り合ひバスの翁等笑ひて
39
難儀せしe-Taxのご褒美か。税務署よりの還付のはがき
9
うたかたの紙の体を燃やすのは詩を詠むためか、詩になるためか
7
嗚呼、友よ。苦難の終りを望むなら 呼んでくださいぼくもいくから
8
僕がマ違えた乃はΚの世乖への 生まレ方だっタのだ卜思う
10
春雨は もっと優しい はずなのに…
4
美ら海と 優しい島人しまんちゅ 支えられ ナンクルナイサと 教えらし日
20
絶望と恐怖と不安の実感がひたりと足を濡らす冷たさ
3
モゾモゾと目尻に鼻に忍び寄る 違うのこれは花粉じゃないの
5
春の霞でお山も白い そしてアタシは涙目に(ごめんなさい都々逸)
6
誰の足も止められない街頭演説が雑踏をかき分ける月曜の朝
4
老猫の踏む前足は律儀なる入眠儀式「整いました」
27
声だけを知っていた人その声を化石にするよわたしの脳で
3
東京は空がせまくてうるさくて汚らしくてつまり優しい
4
ふくらんだつぼみが開くそのままにぼくは会社を辞めてきました
4
もしおれが桜だったら花びらをきっと届ける あんたのもとへ
3
PayPayの残高がたりないときのチャージしているときの尊厳
2
偶然に 拾った本を読み進む 終わりよ来るな 愛が生まれた
6
明日もまた 同じ場所で 繰り返す 日々の営みよ ありがとう
5
家に着き 泥だらけの服 洗濯機 回せば今日の 疲れも流るる
6
帰り道 ヘルメット脱ぎ 星空を 見上げれば明日も また頑張ろう
4
夕焼けが 工場を染める 赤々と 一日の終わり 告げる静寂
6
轟音に 耳を澄ませば わずかなる 異変を感じる 職人の技
7
午後の部 眠気覚ましの コーヒーを 飲み干し気合を 再び込めて
3