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慎重に進んでだめになったから極端だけど次は気楽に
1
背景の一部になっていく君がいたから少し優しくなれる
1
「夜までに止むといいね」と言う君と遣らずの雨を
希
(
こいねが
)
う僕
2
僕たちの世界を変えるきっかけはいつも瓦礫の中でうまれる
5
「もう八年経つから消えてほしいよね」笑い話にする左腕
0
気づかれてないと思っていたけれどひとえに君のやさしさだった
0
ははそはの母のふふますちちふさのあまきにほひのはるかにとほく
1
ケンタッキーフライドチキンのテーブルに積まれていく元恋人達の死
0
割りすぎて溢れ出したるどろどろの腹を正体とは呼ばないで
1
フェルメール色と呼ばれるあの青の絵の具がないときみが塗れない
4
今日もまたなんでもないこの一日が終わることへの不安と安堵
1
時化ゆえに 訓告与ふひと 耳は
故郷
(
くに
)
のことばの 間延びしを追ひ
1
ダメの「ダ」を強く発して帰宅後に机に落とす頭突きがひとつ
0
唇は不意に動いて出鱈目な歌詞でもいいさ次はイエモン
1
すききらひすききらひすき乙女子のかざしの花をちらすあきかぜ
0
即席麺の丼ぶりが乾きゆく部屋に寝息とアダルトビデオ
1
俺の名はホントは何というのだろ 自分で決めたい 自己決定権
0
さよならを浮かべた空のレモンティー 星をかきまぜシャンパンにする
3
酒なくばこの世は地獄 酒飲めばこの世は極楽 月が明るい
1
知る事はしょっぱさがなきゃ旨味無いなどと訳知り顔のお汁粉
7
金曜日やることなくてうつぶせで短歌を作ってこの幸せよ
0
あの夏の残り香かぷかぷ食べ浮かび鱗雲に届くつま先
0
飛ぶ鳥のあすかいまかとまつのみのいつみきとてか恋しかるらむ
0
アルコールもきみが吸ってた銘柄もぼくには少し苦すぎたから
3
さみしいと言えるうちこそ花だろう いずれ孤独が苗床になる
2
共に観た輝く愛を燃料に 去り行くわたし過去を目指して
1
どうしても鏡に心は映らない 涙を削いでも情をくべても
1
舌先に乗せた程度の幸福じゃ 蒼い運命に太刀打ちできない
1
いつか見た星の光が色あせて 電球になるそれがさよなら
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いつだって神様の影を追いかけて君に行き着く18の冬
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