太陽と月のあいだの人々はふたりをつなぐ中継地点
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電車遅延いい歌詠めそうもう少し着かなくていい目的地まで
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医療にも多様性を!と唱へれば女性老年科こそ新年の夢
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口ずさむ孫のミサ曲やさしくて 生きる深きを海面にえがく
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枕元 ねこがティッシュを散乱す 赤子とたいして やること変わらぬ(笑)
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前腕に 刃を突き立てた その指で 明日の為の 爪紅を引く
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初夢の夢ばかりの🐍トグロにまかれる、みなさまもよき年を❣️🎅
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年の瀬もせまり、新年より初孫の顔、わたし似かな☺️初爺より
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来年のかれんだぁ、月と日ばかり、なんか予定🗓️書いてが多すぎ😭
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夜も明けぬ🈵🚃、座れたら山行の如し、携帯行動食の刻んだ🍎と、砂糖漬けプレミアムplumで胃と腸を起こす🙏
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晴れ間みて日に二度三度は雪掻きす。「筋トレ!」とばかり心拍あげて
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午前九時株価の画面点滅す 星空みたいな俺の戦場
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朗らかに写真に映るはチチコグサきっとオニユリに違いない
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朝日さすビルの谷間のグラウンド 竹刀しない振るひと壁に礼する
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貴方には 貴方の地獄が あるように 私にだって 地獄はあるの
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孤独から孤独に歌いつながって できたアルペジオという星座
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鬼の面 普通を説く他人 がなり声 貴方の地獄の 水は甘そう
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今すぐに 死にたい訳じゃ 無いけれど タバコの味を 覚えてみたい
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苦い酒精を甘いアイスで流し込み 頭を溶かして何を忘るか
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低気圧で気が沈むのだと僕は笑い、昔の曲で耳を塞いだ。
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触れない僕と触れない君のこと 無い袖を振るような恋だな
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おなじみの柔軟剤が買えなくて 他人のかおりをまとって生きてる
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泣けるほど好きだったのもほんとだし いい思い出になったはずだし
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自らの 価値を初めて 知った夜 あれは場末の 連れ込み宿で
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身体の死は意識の死 鳥籠が己を鳥と錯覚しても
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体とは乗り物である大破して止まるまで(止まっても)降りられぬ
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知りたくない あなたの浮気 願わくば シュレディンガーの 箱から出ないで
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淋しくて 金を払って 「愛」求め 触れた唇 あいなどなくて
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嘘をつく 夜はいつでも あなたって スマホ職場に 忘れて帰る
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配牌も ツモも悪いよ この人生 無意味なドラで 降りも出来ずに
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