好きという硬めプリンを二個乗せて部所移動へのはなむけとする
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黄砂にて霞のかかった陽光がテレビで見たシルクロードのそれ
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春が来たことを初めて知る 偶然過ごした朝みたいな朝
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アラームが 鳴る前に目覚め ああ得をした 洗濯済ませて やっぱひと昼寝
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花粉とか黄砂にめげず散歩出てまだ蕾の木眺めて帰る
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ハコ長の影見る大福めいっぱい大口開けても足らぬうれしさ/ドラマ「ハコヅメ」
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感動を一日ひとつは感じたい歌に詠めればそれも感動
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貴婦人のランチビールを横目にて麻婆ほおばる右手がゆるむ
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さよならを紡ぐ時まで美しい君の筆跡を柔くなぞる
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若者の語らいまぶしカフェテリア悩める私は隅にてうじ茶
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間違えて着てきた厚手を恨みつつまだ見ぬ今夏の熱風を憂ふ
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より団子そう言ひつつもいざ花見この下でこそ春のみたらし
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二軒目を明日は仕事と断りて見送る扉の向こうのにぎわい
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冬はもうおしめえかこのうちでひやこいうどんをたべさせられてるし
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手帳用証明写真は二年ごと違う顔見る老いの変遷
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あの人の声で聞きたくなかったな 「ご迷惑」とか「ご心配」とか
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この冬は小鳥に米をあたえたが心開かぬまま春がくる
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何かしら理由を付けて一年中 生きたくないを探している
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さりげなく 君に触れると 何気なく 愛を紡ぐと 心微笑む
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新しく節目を迎え気が迷う 心揺れてるもう動いてる
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春風の そよぐ夜空を 見上げれば 満天の星 君想う夜
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公園で遊ぶ子どもら都内では見なくなった 二度と見れない
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霞む空に沈む夕日の物悲し 線香花火の最期にも似て /黄砂
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汚し足りない夜の果て僕だけにきこえる声がおいかけてくる
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貯めてきた うたを見ていく 少しずつ 元気を貰い 不安を溶かし
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そんなことを綴っていく普通の日 怯える日々に 備える備蓄
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水曜のネコ飼いならしへスーパー こちらを見てる 喉鳴る私
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伊達眼鏡マスクで防御の散歩でも目はかゆくって鼻もムズムズ
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見ていたの スマホの画面 えんえんと 白い煙よ つつまれていく
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黒砂糖ふたかけらほどアテにして ストーヴけずに湯割りでしのぐ夜
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