Utakata
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らまろ
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恥を知れ 自らに問う 声を聴き 添えぬ我身の 歯痒さ悲し
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最善の 最たる敵は 善にあり そこそこ善いが 最も難儀
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時季越えて 砂塵逆巻く 大黄土 人為は問わぬ ただ春を告ぐ
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殯
(
もがり
)
明け 魂珠還る 湊葬と 遺せし者の 幸祈りつつ
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伏せ目上げ 掌合わせる チベットの 少女の瞳 純玲と鳴る
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さよならと 少年シェルパ 目を捉え 丈夫に生きろ 銀嶺の下
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奔騰す 川筋瑆り ヒマラヤの 満月照らす 吾ここにあり
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龍昇る 風に煽られ 舞う世情 鬼の笑いは 如何になるやら
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句を捻る 指折りながら 時戻る 足し算数える 小一の頃
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屹立す 岩屏風照る 光彩の 奥に張り付く チベットの村
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十四週 エコー動画を ガン見さす ママのお腹で 孫力発揮
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春嵐 澱む政老 吹き払い 刷新若き 正義もたらせ
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さくら咲く 華々しきを 気にもせず 猫の姿す 柳ほころぶ
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風滑り 水面を踊る 光の子 嬉しがらずや 翔ぶ鳥の聲
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冬が去り 沈む陽にさえ 奏奏と 胸かき鳴らす 春の夕暮れ
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娑婆を出で 身一つ臨む 納経の 弘法の杖 何処に導く
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路行きて 疼く膝裏 問いかける 他生の吾は 何を求めし
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皆死なば 一切が仏 釈迦の法 色即是空に 隔たりは無し
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経の聲 響き浄々 香運び 彼岸の義父の 微笑垣間見ゆ
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経る歳の 時季越え思う 妻と吾 来世の縁
(
エニシ
)
如何になるらむ
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窓を打つ 春の風雨が ざわざわと 暗雲立たす 中国ニュース
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日々起こる 些事に潜みし 理
(
コトワリ
)
は 所業覚えぬ 他生の縁
(
エニシ
)
3
ざわついた 心の奥を 見据えれば ただ自らの 諸行ゆえなり
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業辞して 自適する日々 弘法に 導かれしか 経を読む路
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福岡は 地元らぶ度が バリ凄か 人よか食よか 天気よか
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歳かなぁ その瞬間
(
トキ
)
始まる 老いの坂 転ばぬ先の 杖にぎり締む
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虚しさの 心知りしか あだ花の 来世に結ぶ みの豊かさを
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ノンアル日 週に二日は ツラいけど 娘に言われた 五日も飲める
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庄屋敷 蔵の白壁 描かれし 雨水作なる 雲龍ぞ棲む
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偶然の シンクロニシティ 必然の 事を起こすは 信と念なり
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