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下町の 昼飲み旅行食べ歩き いつも笑顔の キミに恋して
11
石城で 花嫁衣裳の君の笑み 時止まるほど 美しかった
11
「好きになったのに理由なんてなかった」ってことは、嫌いになるのにも理由なんて?
6
毎晩に「いい夢見てね」と約束を 結ぶはよいが、反故してばかり
8
もういっそ、手に入らない愛ならば 思い切りよく嫌いになって!
6
あの人の「夢はかなう」に寄生されわたしは今日も歌を詠みます
6
てのひらにカエルを乗せた夢が醒め強くこぶしを握っていた日
7
手をじっと見つめていたらだんだんと人が住み出し国が生まれた
4
酸っぱいってことを先に知りたかった
4
懐かしい匂いはガソリンにかき消された 誰だっけな
4
今月でスマホの機種代払い終えなんだか不具合増えてきたかな
6
沖縄も北海道も手を振って僕らを呼んでる羽田空港
8
すすきのと名にし負ひても影はなしニッカの眼下で警笛を聞く
7
顔認証ハイテク技術が追いついた先はアナログ時代の「顔パス」
7
各地から 開花宣言 ニュースにて 観てる私は ストーブの前
10
あの冬にもらった言葉を舐め回し、小さくなって無くなりそうだ
7
遠ざけて読む新聞の難儀さや父と心のピントが合へり
9
油絵を借家で描けないその訳はこの筆洗油そう懐かしい
13
筆洗器開かず数年トンカチで叩き目覚めて大口開ける
12
好きという硬めプリンを二個乗せて部所移動へのはなむけとする
23
黄砂にて霞のかかった陽光がテレビで見たシルクロードのそれ
8
春が来たことを初めて知る 偶然過ごした朝みたいな朝
4
アラームが 鳴る前に目覚め ああ得をした 洗濯済ませて やっぱひと昼寝
9
花粉とか黄砂にめげず散歩出てまだ蕾の木眺めて帰る
10
ハコ長の影見る大福めいっぱい大口開けても足らぬうれしさ/ドラマ「ハコヅメ」
3
感動を一日ひとつは感じたい歌に詠めればそれも感動
14
貴婦人のランチビールを横目にて麻婆ほおばる右手がゆるむ
8
さよならを紡ぐ時まで美しい君の筆跡を柔くなぞる
9
若者の語らいまぶしカフェテリア悩める私は隅にてうじ茶
5
間違えて着てきた厚手を恨みつつまだ見ぬ今夏の熱風を憂ふ
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