美しさ 諸行無常の 輝きは 賞費期限付き おつかれさまです。
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満開を 終えた紫陽花 花弁の 端が茶色く 心の片隅
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鋭いね 望んでだのは そうじゃなく いい目をしてるねと 言われたかった
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この上なく サイテーな気持ち どうしたら 言葉に乗せて 吐き出せるだろう
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折れる時 心はぽっきり 音立てる ならば身体ごと ぽっくりいきたい
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タイミング 悪い時ばかり ちょうど良く 良いタイミングは 六分の一くらい
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やるせない 気持ちを抱えて 何処へ行く 行き場がないから やるせないんや
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学校で甘える術を教わったわけでもないし誰か教えて
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木漏れ日を乗せてきらりと竹落ち葉命の神秘かぜに乗りゆく
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林道の青葉若葉の風かをる耳聳てをればせせらぎの音
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噴水の しぶきがはねて一時の涼 モンシロチョウと 青空あおぐ
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朝毎に 行ってらっしゃい 夕べには お帰りなさい 繰り返す日々 何という幸
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黄身のない卵の存在理由レーゾンデートルを白紙で提出します、さよなら。
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あのこさえ居なくなればと思ってる 2番手だって私じゃないのに
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聞かないよ「今何してる?」「どこいるの?」疑うことに疲れ果てたの
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手をのばす頬が近くによってくる私はそれを「愛」と呼びたい
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コンタクト外しておぼろなこの世界君が微笑む柔らかな夜
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大丈夫ひとちた指先がそっと寄り添う蕁麻疹じんましんの粒
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灰みたく ジリリと音を 立は消え 風に流れて 立ち上る煙
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劇薬を忍ばすことはできぬからせめて派手めなペディギュア仕込む
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小一で初めて自転車貰った日忘れられないあの無敵感
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軒端に小麦の色の小判草しゃらんと撫でれば猫が振り向く
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「おやすみ」が既読になっていないからきっと起きてるこっちも寝れない
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(幼子おさなごに「ないないして」と云うように) 寂しくないない してよ神様かあさま
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神がもし 乳の分配 担うなら 授けし者の わけを知りたし
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明日を思う 白昼の夢 幻の 来ない明日は 夢幻なり
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この世をば 無情と唄い 傾ける 盃に浮かぶ 有明の月
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燃やしてる 無駄な命の使い方バカが優位な世界で足掻く
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少しだけ素直に気持ち出してみる会話の温度心地よくなり
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低気圧私を悩ます鈍色にびいろの痛みが明日の紫陽花となり
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