みずき  フォロー 0 フォロワー 2 投稿数 24

宜しく御願い致します。

春月の薄くれなゐにうるみたる朧を愛でり菜の花の道 

洗面の鏡に映る水仙花 とげなき言葉で今日も一日 

草の花 あやとりの友今如何に 春の夜空に星きらめける 

夜桜をでて堤の宵闇の孤高に照らす十三夜の月 

真青なる空に乾杯白木蓮 真白なこころ天に献じる 

両手上げ追ふ瞳にもしゃぼん玉 をさな子のいだく今ある夢よ 

鳥帰る笑う山峰後にしてあっけらかんと古沼の広ごり   

旅立ちの子等を見送る校庭の別れ惜しむか黄水仙撓るしな 

はなむけにみんなで飛ばすゴム風船 大空羽ばたくことも春の夢 

通院の我に優しき花菜風 飛びつぐ蝶の生き生きとして 

今を生くことの倖せ想う時君にと作るチョコレートケーキホワイトデー 

なんとなく愁いうれいまといて春の日にセレナーデ聴きて余韻にひたる  

暖かく 睡魔のすきに春の昼くしゃみのあとに夢襲いくる  

弦月を眺め思うは郷の海しけき無数の凍て空の星 

手を振りて門出を祝ふ母の春 嬉し涙をそっと拭きけり 

乾きたる我の心を癒しくれ邪心もなくて雀たわむる 

春告鳥 やうやく心定まりぬ運命さだめのままと心に聞かす 

恥じらいの唇紅し君の春今かがやけり旬の青春 

草の芽の萌ゆる青さを思うとき 明日への希望もちて目覚める   

コーヒーのカップにスプーンの音たてて 遥かな星の吾子まで届け 

三本の飛行機雲は伸びてゆく真青の空よ郷はまだ冬 

ままならぬ心で池に石をけり 水面に雲が溺れていたり 

見馴れたる写真の青春片笑窪 やさし瞳の君に恋しき 

夜も冴えて月影白き路地裏に靴音ひびかせ家路を急ぐ