何気なく 覗いてみたの 桃源郷 旬の裏付け 生きてるうちだけ
京大短歌会所属
言い出せない はやる気持ちだけ 先走る 言い辛い事 失敗した事 1
ラストワン これで最後と 言い聞かせ 気付けば広がる お菓子の個包装 1
お付き合い 結婚別れ 痴話喧嘩 全部含めて 一人じゃできない 2
火照る頬 高鳴る心臓 早歩き その優しさに 裏があっても 2
酔い回り 行き着く先は どこへやら 考えたとて いつもと一緒 1
「何でなの?」 「理由がないと だめかしら」 理屈じゃないのよ 恋も短歌も 0
河川敷 語り口こそ 変われども いくつになっても 青春してたい 2
たらればの 思い出ばかり 増えていく 充実させたい 日常生活 0
泣いたって 考えたって 変わらない けど考える 無意識のうちに 1
帰宅即 スーパードライが お友達 秋の夜長の はじまりはじまり 0
六十万 ボニークライドには なれないけど 折半しようよ 生きていこうよ 1
「恋がしたい」 吐き出す唇 動かぬ手 「退屈しのぎの ルサンチマンでは?」 0
こんなもん 下の句上の句 整わず あたしの感性は そんなもんかい 1
聞きたくて ずっと聞かずに 心うち 誰を守ってた 嘘だったの? 1
意味なんて なくてもいいの いくらでも 付け加えたきゃ どうぞお好きに 1
なりたいな 理想の大人 どこへやら ごまかすことだけ 上手になったよ 1
無責任 お互い都合が 良いけれど 居心地よりも 損得勘定 1
ビル群の 明かりが眩しい 一年中 輝いてたのは 火星のおやすみ 1
揺れ動く 心と身体 どこへゆく 行く先探して 揺れてるんだよ 1
一人酒 ライン開いて 過去思う もう君にだけは 電話しないんだから 2
詠もうかな アプリ起動後 筆進まず 最近感情 起動させてた? 3
幸せに 良い思い出だけ 持ち去って 愛したことは 後悔しない 3
寄り添った 楽園はまだ あるのかな あの日の口づけ きみともう一度 0
くだらねぇ そうつぶやいた 横顔の 君思い出したくて 影を探す 0
強い風 グラスの中まで 吹き消して 楽しい時間だけ 置いていってね 1
夏は夜 眠れないのよ 納言嬢 雨も止んでて 月もないから 1