夏の海はじける青春焼き尽くせ どうせあたしは図書館通い
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天上の穴から覗くかみさまと今日も夜空で待ち合わせなんだ
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恋すてふ捨てたあいつの面影にひらり舞うのはもう止めにしたい
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右左 スワイプする度 埋められる? 心の穴と 貴方の残像
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暴風が顔面撫ぜる夏なのに開け放たれた地下鉄の窓
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溜池ためいけ水面みなもにそ耀かがよひてうれひのあととどめざりける
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水滴を宿して光り濃紫陽 華美にて移り気などと言はせない
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松の木の新葉のあとに古葉落つ 世帯交代波音しずか
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大丈夫 そう言い聞かせて 二十余年 やばい時こそ 唱える呪文
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手放しで 貴方を好きだと 言いたいわ 好きが何かも わからないのに
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死にたさの海で背泳ぎばかりして泳ぎばかりがうまくなってく
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こんな世に生きてるなんて、皆さんは強いんですね。私と違って。
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手の甲に 雨が一粒 着地する まるであたしを 選んだみたいに
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天罰よ下れ、世界に私という罪が穢れを落とさぬように
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不自然な高さの踵不自然な長さの睫毛私は女
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世界には猫しかいないことを知る朝でも夜でもない色の空
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灯台の代わりにたてた付箋なら帰る港を教えてくれる
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誰に見せるわけでもないのにペディキュアを塗るとき心は等しく平
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‪運命の糸の代わりに繋いでた細い鎖の跡が赤いよ‬
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「曖」「昧」もどちらも私 我思う故に私にIはあります
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IMy まぜてぼかしてあたらしい主線をひいてわたしをつくろう
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あなたとの初対面の日着てた服私いつまで着られるだろう
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傑作を遺して死んだあの人を羨むほどには歳をとったね
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遠ざかるほどに眩しい学生時代思い出すのは良い記憶だけ
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‪幸せの定義を探し六法の銀の表紙を何度もめくる‬
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‪日焼け跡みたいに白い傷跡は酔うとピンクになるの、知ってた?‬
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‪海の上走るカーナビは自由であえてアップグレードはしない‬
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湯をためる間に短歌の本をよむ言葉と水がさぶざぶあふれる
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いにしえの恋は儚く梅雨の月とめどなく零るえごの花かな
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なんていい 風受けペダル こぐ午後は 新しき友 出会う期待に
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