ねこじん  フォロー 0 フォロワー 2 投稿数 42

『捨ててやる 海も蒼空そらもないこんな町』 ネモフィラの花で幻視する瑠璃あお 

まっさらな気持ち 静かで怖くても 鱗が剥がれるような目覚め 

振り向かず岐路に立つ 君 消えた先 ずっと見ている 鳴るクラクション 

119 初めてかけた 二日後の 弟夫婦からの菓子折り 

コーヒーとミルクの配分 お好みで どうぞ 私はミルク十割 

体内の水分が目からこぼれでて 私の心の中には砂漠 

あなたの「お話」が話し終わるまで ちょうど41分 かかった 

落とし穴 中であなたと待ち合わせ 暗く冷たい穴/あなた ならんで 

冬眠を 明けた春先 楽しみに 刺を重ねて 厚着するうに 

どう話 付はなし(を)つけてるのかな、その人と 私のあずかり知らないところ 

姉に借りたハイヒール 履いた瞬間ときから 刻々と身体ぼく/あたしがつくり変わって 

「更新はありません」の文字 の人も 音信不通のまま 変わってく 

繰り返し振り返るだろう日のこと 誓い近い 距離 繰り返す 今日のこと 

薄めても薄めても苦い珈琲は 遠く別れたあなたへの味 

嫌なと 嫌なことばの 愚痴電話 それでもあなたの声が聞こえて 

鎌倉の夏休みに思いを馳せて 漬物よそう小皿を選ぶ 

携帯をかかげた画面に映らない あなたがてる虹の先っぽ 

びんづめの あたしにうみ電子海に たゆたって とどかないかな ほんとのことば 

永遠の夜に立ち会う 病棟は/居酒屋は 身を誰かに委ね 

団地から静かな子らの夏休み 青いクレヨン 凪いだ炎天 

頭の中でまた蝉が「うるさい消えろ」 夏から逃げ出して東京  

さむい雨、したたる嫌気いやけ、たすきがけ、傘さす片手、すそたくしあげ 

雨宿る子猫の声に 吾もまた 「飼えないからね」「ごめんね」と鳴く 

ふじの花 vividでない声色と その優しさが うつくしいひと 

日本酒に振り絞るライム、切れ味の鋭い神風 冷たさを知る 

目の前で 檸檬れもんぜるか飛び降りか 丸善、大丸、価値ある言葉は 

(25)が目に留まり じっと その数の重さを思う 私とおなじ 

春雨の うつむく先に 花筏 数限りある らぶ あんど ぴーす 

「令和(れいわ)」と、三度声に出すもなんとなく、しっくりこない 未来の響き 

人生のロールプレイング初心者です。 ハードモードで呪い解く旅