屈服は しないと誓う 新しき ネット秩序に 逆らう一人
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【前世は蚊【今世は九頭龍一鬼くずりゅうかずきです【来世はあかいクラゲがいいです
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会えなくて寂しくさせてごめんね 君を幸せにする新しい人
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愛が熱くした身体 今は内臓を千の百足が這っているよう
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届けるには手遅れになったこの気持ち僕の胸を切り裂いて飛び出てよ
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「あなたとはわたしでない人」。だからこう言ってもあなたには通じない。
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星の数ほど人は居るけれど 私の住むのは地球ここしかないの
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LINEでの ひらがな一つで不安になる程 恋は人を駄目にする
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愛情を確かめたくなるのは あなたが何も言ってくれないから
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君だけがいない世界で息をして心はあの日捨ててきたんだ
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三日月の舟で銀河をゆきながら君とナイショの話をしよう
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同じ色している空と海のよう 惹かれあうことさえ罪ですか
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攻撃は他人ひとがするのでわたしからわたしへ贈るやさしい言葉
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病院を出れば二ヶ月ぶりに風秋の色して私をつつむ
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左手のリストバンドを切る音がこの闘病の閉幕の鐘
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わたくしを待っててくれる人達にひかりの雨よふってねふって
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退院の後を想像してみればオーケストラの指揮者の私
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人生に必要な傷があるならばあなたがつけた痕と生きたい
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三ヵ月前に冷凍した肉を恐〜る恐る焼くときの腹
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砂、虚無な僕らを救ってください。涸れた僕らに賭けてください。
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譲ります、ファミリーパックのチョコレートひとりで全部食べる人生。
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ひむかしの ベランダに出て 眺めれば 朧月夜は まるで絵のよう
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暗い夜をふと想ってから見上げたりいずれおわってしまうんだろな
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春風の苦さの中で微睡んでそれでも僕ら愛を求めて
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大長編読み終え淹れたコーヒーを読後の余韻と共に味わう
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真っ黒なラグを洗っているさまを眺めるだけの気力しかない
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日々誤嚥  今でこんなにむせるなら 50になれば火でも吹けるか
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街灯が滲んで見える 好きな人彼女がいると知ったからかな
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世界中あまねく唐揚げ弁当の 下に敷かれたパスタに幸あれ
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リスニングの和訳の女が言う「だわ」「なの」「かしら」を消すぞ、黒で、消すぞ
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