クーポンは先月末で期限切れ損したうどんトッピングなし
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計画をシーシェパードに知られたら阻止されたろう入鹿殺害
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蝦夷鹿も熊もすべてを骨に帰す菌床は知る大地のちから
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つゆしもの 秋く み空かぎりなし とこしへなりてあをのみぞ見ゆ
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いつもより目線をあげて歩いてく 私のレベル一つ上がった
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思い出の小さき君との写真から 思いを馳せて感謝と祈り
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疲れすぎ頭の中が真っ白に 気づいたらもう十一月かぁ
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ハロウィンの名残のお菓子で朝食を はや霜月なり 賞味期限が
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夢の中 過去などわりと遡る まったく架空の世界のときも
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家族には無病息災折々おりおりに我に願うは四病息災よびょうそくさい
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きな粉がけ草大福に線を引くこれでいいかと亥の子の餅に
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あのときが頂点だった日本国 猫が虎に勝った日露戦争
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ひさびさに 恋した夢を見たけれど 相手が誰だか 起きたら忘れた
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沼に棲む鯉もウナギも良けれども吾が好みしは清流の鮎  
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八宝菜 最後残した うずらくん 彼女に食べられ 喧嘩勃発
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口切くちきりに 濃紅こいくれなゐ侘助わびすけの 茶花ちやばな山茶つばきはじめてひらく
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柿の木の 古木なる枝 柿ひとつ ての熟柿じゅくしは 秋風にゆれ
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まなざしを反射する雪 おもいでが煙にまかれて泣かないように
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すすきの穂 いくつ輪郭 得られるか 鬼子母神の すすきのみみずく
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こんな日は 月に照らされ 一人ぼっち ぶらりぶらりと 思いにふける
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記憶の波打ち際から呼ぶ声はいつもひとりじゃないから困る
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高き枝の柿は鴉の餌となりて実のなき木より落ち葉降りつつ
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コスモスの花は盛りにその上に真っ赤な柿の実一つ転がる
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おにぎりよ 不登校経て行く修学旅行を 私の代わりに見守っていてね
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湯西川平家の武者の隠れ家は辿るに難儀の細き道つづく
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東京には本当の空が無いと言う留まり知らぬ大気の汚染
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旅の宿しとねに座り書きつける今日の見聞きを三十一文字に
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東雲に奈良の山々際立ちて 空は薄紅 霜月の朝
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戯れ歌に黒人奴隷ありきその豚より易き一ポンドの労働契約 
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諧謔と深刻の差も知らぬまま浅き酔ひに酔ひてを歿日いりひ
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