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少しでも安くて良い物買いたいと車使って遠くまで行く
16
デベロップメント 英語を言う時にしか使わない筋肉がある
12
試し書きされ 捨てらるる紙でさえ 人に役立つ瞬間はあり
31
木陰から 小雀が二羽 飛び立てり 我も飛翔す あの高みへと
22
好き、などと言わない世界見たかった 送信はもう取り消せなくて
9
大人の私でも泣きじゃくってるんだ、子供はもっと泣いてもいい
11
恋愛を考えられないと言う彼女は彼氏持ち フラれた私
7
現実は 綺麗ごとでは 済まされぬ 神のみ前に 恥じぬ人なし
3
文字持たぬ長江辺りの人々が 文字の代わりに節を作った
4
輪投げせよ グランドゴルフも始めよと 朋
喧
(
かまびす
)
し 敬老の朝
16
わだかまる心を暴いて文学の糞にもなれない言葉を吐いた
5
買いすぎてヴェランダに干したシイタケが 小さくなって旨味を増した
13
スマホ持ちアナログ二人肩ならべ友だち追加は九月の朝に
17
現在
(
いま
)
と
未来
(
まえ
)
ひた走る
我
(
われ
)
ふり向いて優しく過去を愛おしむ
夫
(
つま
)
10
難しい経済談義する人もスーパー
はしご
(
・・・
)
してるのかしら/ラジオ聴きつつ
21
今日はまた朝からひどく鬱だから ファークル2枚目繰り返し聞く
3
人類の月に降り立つあの頃のワクワク感に似た、株価かな
11
目の前を 聖マリア幼稚園のバスがゆく 神様、これで間違ってませんね
12
愛と言い、何も言わずに行くことや自分の頬を抓ることがある
6
あとふたつ星を沈めてから行くよもう少しだけ月で待ってて
8
言葉だけ ここに置いてて 振り返る あなたと居たから 居場所になる
7
ねぇ君はどうして人に噛みつくの?いつから自分を嫌いになったの?
11
今何て? 耳寄せて聞く 老妻の 暗き耳の奥 跳ねゆく
木霊
(
こだま
)
よ
9
残暑とは言わせぬ真夏の暑さだが ビール売り場に金木犀が!
5
火を囲み 屈む人々 見下ろして 悠然と泳ぐ 鋼鉄の鯛
8
つやつやのパンを磨いて温かい布団で寝てね コーヒーの精
8
夕暮れに レーン引かれたグラウンド 明日
(
あす
)
来る子どもら 静かに待ち居り
22
現代の自給自足は農業をすることでなく金を追うこと
2
子育てを終えて
夫婦
(
ふたり
)
でゆく旅は懐かしさより 新しきもの
17
昨日より活気に満ちた電車には夏の終わりの寂しさもあり
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