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頬あたる冷たい夜風 片手には肉まんひとつ 頼もしい帰路
13
キレイめのカッコで来てと釘刺され普段そんなに汚いのかと
20
はるかなる月日は今ではなつかしく あきらめぬ心 冬将軍のよう
8
桃あわく真冬日に咲くアサガオの小ぶりな花のひと日の笑顔
31
清しきは冬の日の出の
眩
(
まばゆ
)
さよ 干し物しつつ息白くして
31
冴ゆる夜 眠らぬ遠き星々の 見守りぬ街 眠らぬ夜景
25
この恋が落ち着くまでは 君のことばかりをよんで過ごさせてくれ
8
何できるわけでもないが「怠ることなく努めよ」たまに思って/仏陀
19
師走来て 路面凍結冬タイヤ 交換するも老いの身重し
24
目をこすりもじゃもじゃ髪のおばさんはググれば名医 明けの明星 / ミスで再掲
25
吾
(
あ
)
の腹のうだる痛みに凛と立つ妻は修羅場の花の神なり
25
コンビニへ 行ってくるけど なんかいる? そんな気持ちで 家を出た俺
11
行き先の 気候をあれこれ 心配し 重い荷物を 引きずって行く
3
白色のワセリン助く乾燥肌 ボクサーだけのガードじゃないのね
12
あと二首だ百にひとつも嵌まらない欠けたピースにリミット迫り
12
いつまでも こともとおとな あわせもつ それがほんとの としをかさねる
4
寝だめしてこっそり夜に詠遠の歌を求めてスマホいじいじ
13
誰だって生きていくのに必死だね たとえゾンビに堕ちたとしても
10
生きているそれが奇跡のあなたとかちっとも心に響いて来ない
28
俺が死体 目玉のレンズで捉えてる 君と間男の血塗れのアレ
3
「障害者」「生保」の札を付けられて「私」の個性堂々生きる
28
世の中のゴミと呼ばれる事に慣れ「舐めてますか?」と直ぐ口に出る
18
親不孝いや親孝行お互いに寄生しながら何も出来ない
18
不運とは「運ばず」かなと受け止めて苔のむすまでじっとしている
26
双六が思いもよらぬマスに立つ止まれ止まれど難を逃れず
19
アンハッピーあなたに恋したあの日から まじ最悪だしさっさと振って
7
文月の むこうの山より 眺めたひ。あれは確かに まやかしにあらず。私の生きた あかしとなりて。
6
浮舟は 野分吹き荒れ 波うらら 流れゆくまま 手に六文銭
11
楽しき夜 あれも陽炎か 手習いの
文
(
ふみ
)
で叩き渡る 夢浮橋
8
何も見ず 去りゆく
空蝉
(
うつせみ
)
それを見て「酷と思うな。」と
御法
(
みのり
)
、我が
真木柱
(
まきばしら
)
6
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