茶葉いっぱい しろいおぼんに ぶちまかる せつないものは ねんねんふえる \ 修正しまうま
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名声も 富も力も 権力も 死を乗り越えて 続かないもの
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味気ない この現実が 過ぎてゆく 愛も希望も ただで得られず
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現実を 思い詰めても 仕方なし 苦しんだとて 変わらないもの
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快速で 会いに来た君 ボコボコに 尚も笑顔で 受ける横B
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福引きで大当たりしておおげさに ビンコ!とはしゃぐ幼き先輩/物名歌
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噛めば噛むほど 詠めば詠むほど味が出る 短歌とは食事なのだ
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胃腸炎のたびに実家戻る 母の作るお粥が食べたくて
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世界の全てが輝いている 短歌を始めたからに違いない
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間もなく終着点です 産声を忘れないよう気をつけて
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ゴリゴリと揉まれる肩 痛いのが好きって変かな サバンナの夜
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赤の補色を知ってるか 聞く君の鼻血の止め方そうなのか
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高熱の夜には地球が動いてるのを感じる むぎゅむぎゅ
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美味うまいモノ好きだけ食って死んでくか 色々耐えて長生きするか
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全てに祝福されなくたって無条件の愛に守られる
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痛いを通り越して痒い見栄っ張りの足の痕 じゅくじゅくと
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眠れぬ夜 身体の中で馴染みのない音が流れる ザーザーと
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金木犀咲いているのね うちの近所 小学校には蕾のひとつも(まだ無い)
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ふんわりと漂う気配に立ち止まる金木犀きんもくせいだやっと咲いたか
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今夜はね 母と鶏皮食べに行く 2年前までは 一本30円>安かったなー‥
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氷出し緑茶で わりと寝つき良い 寒くなったら さて、どうしよう
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朝陽浴び ねこの被毛はきららかに 白い部分はまぶしいくらい
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葬送の列に並びての中の安堵の顔に花を手向けむ
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朝も夜も 甘い香りに 包まれる 街歩いても 金木犀と居る
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心地よい 音は身体も 癒やしてく 不思議と元気 取り戻してる
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もうやめる悲劇のヒロイン気どるのは みんな何かを抱えてるんだ
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学校で空気を習い窓開ける風を感じる真空の手で
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太陽は銀河の周り回ってる気づいたときに隕石が落つ
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臭すぎる息子の靴の中敷を 眠い目こすってゴシゴシ洗い
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お気に入り 背中を押してくれる曲 ちょっとだけオーバードーズ
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