十字架クルス抱く「お春」の影の沁む石のオランダ坂に鐘の音哀し
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堕天使ルシファーの元の名前は金星で 天上界の専務級とぞ(悪魔①)
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腰骨のあたりにホカロン心地よし タオル差し込み じわりと伝導
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落ち葉くべ 焚き火の中の焼き芋の 甘き香りに腹の虫が鳴く 
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笑顔にてイオンの午後をかっ歩する若さが武器のまぶし世代よ
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夢でした 丸ごと一つ 贅沢だ 誰も一度は 思うものかな
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動揺時 大概起こる 二次被害 記憶引き出し 今こそ利用
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日常を 歌に切り取る 愉しさは 辛いことこそ 詠める幸せ
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またきてる せつなくもあり ちとこわい ゆうにたたずむ しつこい神様
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花札と座布団持って 居間へ行きおじさん達に遊んで貰う
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本読んでゴロ寝してたら 親父来て3万負けたとふて寝を決める
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親父達朝から飲んで 賭け麻雀テレビはずっと高校野球
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短歌とは 字数と我が身を削りつつ 生み落とすうた いとおかしなり
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妣(かあ)さんになった瞬間花冷えで病院からの電話があって
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純白な 綺麗な瞳で こちらを 見つめないでね 照れてしまいそうです
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まず五文字 次に七文字 また五文字 ここで七文字 締めに七文字
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クリスマス いくつも過ぎて お正月 明かりをつけましょ モミの木に
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気が付けば過ぎ行くばかりの年度末 餅で鬼退治 明かりは桜に
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休み前 あれこれ予定 たてたけど すでに夜更かし ずれ込む予定 
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日常の 泥の中から ときめきの ことばにのせる 三十一文字
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深夜にも 時間合わせし 打ち合わせ 柚子茶の薫り 眠気覚まして
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年の差が十五離れた弟と シャボン玉遊び 浮かぶ泡沫うたかた
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空気澄み 夜の底白む年の瀬に 花は枯れにし ながめ 降り落ち
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すりきれたままの命とすりきれた弁当袋で季節をこえる
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自転車でコンビニ着いて気がついたクリスマスってすぐそこなんだ
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すれ違う誰の背中にも宿命の隠せぬ痛みが滲む夕暮れ
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ひだまりに眠る小猫のひげが揺れ厚着の天使を部屋に招けり
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客室の全てが彼の絵と聞きしK市に生きた「影川」の秋
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考えに考えた結果赤シートで書いた絵を隠した授業中
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寝起きの二十七時 最悪の夕を思い出すための最悪のレモンティー
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