文字持たぬ長江辺りの人々が 文字の代わりに節を作った
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次のひと 見つけたようね? 水注ぎ 次こそ枯らさず お幸せにね
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輪投げせよ グランドゴルフも始めよと 朋かまびすし 敬老の朝
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わだかまる心を暴いて文学の糞にもなれない言葉を吐いた
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買いすぎてヴェランダに干したシイタケが 小さくなって旨味を増した
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スマホ持ちアナログ二人肩ならべ友だち追加は九月の朝に
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現在いま未来まえひた走るわれ ふり向いて優しく過去を愛おしむつま
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難しい経済談義する人もスーパーはしご・・・してるのかしら/ラジオ聴きつつ
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今日はまた朝からひどく鬱だから ファークル2枚目繰り返し聞く
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人類の月に降り立つあの頃のワクワク感に似た、株価かな
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目の前を 聖マリア幼稚園のバスがゆく 神様、これで間違ってませんね
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愛と言い、何も言わずに行くことや自分の頬を抓ることがある
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あとふたつ星を沈めてから行くよもう少しだけ月で待ってて
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言葉だけ ここに置いてて 振り返る あなたと居たから 居場所になる
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ねぇ君はどうして人に噛みつくの?いつから自分を嫌いになったの?
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今何て? 耳寄せて聞く 老妻の 暗き耳の奥 跳ねゆく木霊こだま
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残暑とは言わせぬ真夏の暑さだが ビール売り場に金木犀が!
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火を囲み 屈む人々 見下ろして 悠然と泳ぐ 鋼鉄の鯛
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つやつやのパンを磨いて温かい布団で寝てね コーヒーの精
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夕暮れに レーン引かれたグラウンド 明日あす来る子どもら 静かに待ち居り
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現代の自給自足は農業をすることでなく金を追うこと
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子育てを終えて夫婦ふたりでゆく旅は懐かしさより 新しきもの
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昨日より活気に満ちた電車には夏の終わりの寂しさもあり
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ねぇ君の心の色ってどんな色?淡い色かな虹色かな
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敬老の日、祖父母や父母を深く思ふ。己が喜寿を過ぎしことより
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夜半よわの窓 ひらけば つゆの香を含む風 鈴虫の 部屋へ誘ひ
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背伸びするわたしを越えて飛んでゆけ ドの音程でありがとうと言う
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母の名で こっそり ヤマザキ応募する お菓子ボックス 届くといいな😸
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ねこたちは けさはもらった にうにう牛乳を おくちふかれて 「いやにゃー」😾てなる
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雲一つない あをぞらが 広がりて 今日も洗濯 よく乾きそう
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