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だからだよ ナースコールを 連打する 見舞いも来ない じじいが哀しい
6
今更に満月の度きみ想う「月が綺麗」と言ったあのきみ/夏目漱石的な「ILoveYou」
15
新緑が 目映い景色が 一変し 気持ち引っ張られ 三寒四温
10
冷えほてり 混在してる 体内を かき乱したる 気候変動
13
小糠雨肌にまつわる湿り気に 今年初めて扇子を開く
21
抗がんの点滴終えて風薫る刺身に酔えば夜半の悶絶
26
どの口がそれを言うかとみな笑う 習さんプーさんおもろい
正論
(
マンザイ
)
16
迷い子か桜の実摘む椋鳥の嘴ひとつも朝日に溶けて
23
「生きるのに試練は不可欠」思えども いまのこの重さ 耐えきれるか吾
19
生きてればきっといいことあるってか?もしなかったらあんたが死ぬか
8
嘘でしょと 増えた数字に 二度見する 食事控えた 翌日の朝
32
我が里の
児童
(
こら
)
が通いし通学路 熊鈴の音風鈴に似て
30
美しく整えられた
傍
(
かたわ
)
らに 棄てられていく言の葉の儚さ
21
鍵なんて 必要ないよ この部屋に 大事なものは この俺だから
3
鍵をかけ 大事にすれば する程に こじ開けにくる 輩が増える
5
本編と 同じ長さの NG集 最期は笑って ハッピーエンド
4
akika
10
ゆめをみる ご飯を食べる 空を見る 革靴を履く もうすこしなく
10
願はくば 優しく撫づる
御手
(
みて
)
を
以
(
も
)
て 留めおかなむ 有明の月
12
僕たちが 星座で例えられるのなら 君はこと座で 僕はいるか座
6
みぞおちを
抉
(
えぐ
)
る思いを 一行に 閉じ込める術 言の葉すり抜け
17
あなただけ 愛するように 努めても その裏側に たくさんの影
7
陽だまりの 丘に寝そべり 微睡みて 柔き口づけ 許したる午後
8
亜麻色がなにかも知らぬまま父の膝で見るたなびく亜麻色
9
へそから
伸
(
の
)
びる
紐
(
ひも
)
に
繋
(
つな
)
がったいつか
掻
(
か
)
き
捨
(
す
)
てた
恥
(
はぢ
)
、
恥
(
はぢ
)
、
恥
(
はぢ
)
6
役立たず
!
かんむり被され重かったあなたのために尽くす事無し
25
私には あなたを壊す 勇気なく 壊してきた過去の人らが
7
幾日を我を失い過ごし終え必要とされる事に気が付く
36
チリチリと頭の裏を伝う恋行き場無くして地に垂れ落ちる
10
ひと茎が二つに分かれ赤白の揺れる不思議なデイジーの花
31
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