きりんぱん
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アラフィフの薄毛のおじさんです。(昭和53年生まれ、就職氷河期世代)
仕事ばかりしていて気付いたらこんな年齢に。
拗らせたおじさんの日常に訪れた情けなく時が止まる瞬間を切り取りたいと思っている。
ちょっとだけ変態みを持たせたい。

バイキング 麻婆豆腐は 禁止にしないか お前がでてくるからおかしくなるのだ
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途中まで 完璧だったバイキング 徹底できずに麻婆豆腐
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さび色の 切れたネジ山 見て焦る 自分にも開けられなくなっている心
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にがいコーヒーのつやは まだ温かいバナナケーキの湿度に溶けてあなたの体温となった
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僕のシェイクのストローで もらうコーヒー熱すぎて おどろく僕と微笑むキミ
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ハミガキ粉 ミントの名前が多すぎる 僕もいくつか考えたい
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右上の バツで閉じるときに出る警告 ドキリとするので苦手なタイプです。
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念の為セーブをしに戻っとく ような程々の人生ですし
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酉の市 見世物小屋に躊躇する 内なる煩悩 覗かれるようで
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まだね★むい 使いたかった星マーク ただそれだけ★ 那由多のまどろみ
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ぎゅうぎゅうと 電車の揺れに耐えきれず スマホ落とした緊張感 ギリ床に滑り落ちセーフ。
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ぎゅうぎゅうの 車内で目前 オヤジの指が限界だ、スマホよ落ちるな私のヴィトンに。
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ぎゅうぎゅうの 車内でスマホ 支える小指  プルプル限界 美女のヴィトンに落とすわけには。
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すれ違い 大人筆頭として身が縮む ラブホ街の通学路 朝
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格好つけの ハットも被れない 薄毛隠しと揶揄される秋
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ジム通い せくしぃダンスで小指たて 乙女になりきるという増毛法
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