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祈りの歌 自宅からでも 届きます 天に向かって 感謝の祈り
23
心地良く疲れ果てたる 日曜晩 まともに寝られた 神様ありがとう
19
張り紙の多いコンビニ ワンオペは研修生か
尿
(
ゆまり
)
する朝
7
おもひでの割れた器を買ひ直すいじらしき
夫
(
つま
)
また怒る妻
18
いつかまた会うならお互いまちがえて持って帰った半月持って
14
串揚げはソースをつけずかけて食ふ友のビールのピッチは速く
14
白亜紀の いきものたちも 知っていた 死ねないときにでる力こぶ
10
プライドの
短歌
(
うた
)
だと分かった一目見て 虹の旗なくも我らはここに
11
空撮が追ふ単行列車は海沿いを 待つ人居らぬ駅舎も映り
34
妻と
娘
(
こ
)
を大鰐温泉へ送り出し飛行機修理!ユーチューブにて
9
笑点に和む夕餉を噴きとばすマグマの怒り闇に揺れをり
28
菜園の ひときわ肥る白ナスの 白き柔肌舌にとろけおり
29
〆切に泡立つ心にも慣れて 眠気を焦がす 温度も忘れ
9
金平糖の口付けよ譲っておくれ その人へ春を贈りたいのです
5
なんなんや
18
回とか やったけど モヤモヤするわ ロボットちゃうわ
3
エアコンは二十八度で水平の風にしてればいいのに気付いた
8
扇風機に指を突っ込む勇気とか持ってないから生きられている
4
積もったチリのてっぺんを見ないで 底からの高さを嘆いてばかりいる
5
遅すぎる日記書き始めて 書き損ねた記憶に潰され筆を折る
8
暑すぎる 納得できず 変わらない 天気予報を 何回もみる
11
なあ先生ちょっと聞いてもいいっすか水兵リーベのリーベは愛すか
8
梅雨開けて 明日の予報は 晴れだけど 猛暑の文字が 添えられており
21
どこを見ているか少年 きみの手に確か密かに這いよる戦禍
10
転ぶなら早い方がいいよという人が歩いたふかふかの道
7
めおと去りし ベンチに常盤木の葉が一つ 燕は夜に翻ける
9
真夏日の落暉は暑さを持ち去らずハチミツ色の夕映え残る
44
臭いかも そんな次元は とうに超え 自分で自分が 臭く感じる
5
長時間 汗水垂らし 働いた 帰り道見る
切
(
き
)
った
爪
(
つめ
)
月
(
づき
)
8
月低く お疲れ様と 笑ってる 夜風優しく
一日
(
ひとひ
)
の終わり
35
時間とは 止められぬもの 一瞬も 過ぎて去り行く 一方通行
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