裸坊祭よ熱気激突は4000人の「兄弟わっしょい」
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いつかっていつなんだろうと思いつつ 聖歌隊の籍を(たぶん)抜かずにいます>いつかまた復帰したい‥
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寂しいの直後に嘘と否定した君 ほんとの気持ちは寂しいだよね
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街路樹の潤いよりも伐採で 落ち葉掃く労解放されし
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老夫婦いつも仲良い喫茶店 閉店告知これで二件目
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大谷の活躍告げる新聞も 廃刊予定小さく載せる
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派手ですね苦手意識を持つ距離に遣らず降るから夜明けコーヒー
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遥かなる遠い時代のキロノヴァの記憶輝くプラチナコイン
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遥かなる遠い時代のキロノヴァの記憶輝く純金貨幣
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知り合って良い友達になるかもが一目惚れまた私は詩人
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自分の世界あっと広がり自信つくようなビールに糖尿は邪魔
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信州のかみしろむら村に春の日よ幾千年もまた巡り来い
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白米にまず鰹節混ぜ合わせごま油かけ焼くとご馳走
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指先の冷たさで目が覚めた朝コーンスープが凄く飲みたい
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みすゞ飴ひとつひとつに信州の思ひ出宿る銘菓なりけり
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久方の光溢るる春の日よまた巡り来い幾千年も
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ささなみの志賀の雪山見渡せば遠く霞めり淡き北海
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岩棚に鎮まり眠れ安らかに信濃の國のあおじし鹿のれい
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晴れ渡る茅野の奥山分け入ればあおじし鹿ひとつ滝の辺にあり
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りっとう立冬の ころから チビ猫 おかあちゃんに だこ抱っこされねむる あったかぬくぬく
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だいじょうぶ この感じなら寝られると 3回唱えて眠りに落ちる
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眠り誘う薬であるといふならば ジャスミンティーがあればよかった>午前3時にカモミール飲みながら
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すでにもう二男きみかのじょのものなんだ 寄り添うふたり少し淋しい/photoウェディングに日に
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透過した 下弦の月が はらはらと 風花をよぶ もはや根雪と
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指揮をとる若き女性の腕まぶしオーケストラの音が重なる
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カサコソと落ち葉踏み分け歩く路ドヴォルザークの音符が舞った
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一瞬で 四十年を 巻き戻す 同窓会は 五層の窓に
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真夏には木陰をくれた くぬぎの葉  お疲れさま と ほうきでなでて
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マフラーに顔をうづめてかへる子の髪かきやれば冬のにほひす
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地下倉庫ジャミロクワイになりきって 踊っているのをキミに見つかる
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