秋の空どこからかふといい香り 金木犀が満開でした
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土付きのさつま芋とか里芋は長期保存に適してるんだよ
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一夜漬け胡瓜はまだまだ青臭く 香の物とは言い難きかな
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半端者行方知れずのあなたには切っても切れぬ情があるのよ
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朝母と公園散歩愛犬を連れて散歩する人多し
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富士山もタテにするからすごいので ヨコにしたなら散歩にちょうど
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晩秋控えめに咲くツワブキが花弁枯らすもう寒は来る
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オレンジと黄色がまじるランタナが見守るように柵埋め尽くす
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お歳暮のカタログ届き一年が過ぎるの早いと実感する
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土付きのさつま芋とか里芋は笑顔で受け取る人にあげたい
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足あとが消えて始まる余生とは すがすがしいのか ものがなしいのか(赤茄子日本翁、教えて)
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期日前投票しに来たけれど知らない名前ずらりと並ぶ
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我がことに 明け暮れ過ぎし若き日に 今晴れやかに帰らんとぞ思う
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ひじきってそれほど鉄分含まない鉄のお鍋で煮てたからだと?!
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月曜が来るを楽しみ待っているあの人会えぬ日曜寂し/今日の恋歌①
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暴風に耐える扉の悲鳴聞き私の心と重ねてみるの
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知らないで終わってシュールストレミングドリアンスカンク人の本心
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角打ちに行ってこの世のお勉強称して優し酒豪の彼女
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小布施てふ葛飾北斎松尾芭蕉小林一茶のひしわが町
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母の背をいつや追ひ越せるわが背にぞ 母は何想ふ 問ふすべもなき
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正しくも強くもなれない僕だけど 君の隣りに居てもいいかな
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やさしさはいつも心を締め付ける 喜怒哀楽の感情の渦
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とは言へど 我を動かすロキソニン そろそろ切れて帰りはしんどし(苦笑)
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満開のコスモス揺れて ピンクの波 スカートふわふわ 花と踊りたい
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嗚呼今日も人の心は水の様 濁るも澄むも周り次第で
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七分丈 はだしで昼寝はちと寒く くるぶしまでのソックスさがし
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腋冷ます やっとの秋風昼下がり 七分丈にてベランダ煙草
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おぼろなる記憶の底にきこゆなり赤子のわれを呼ぶ祖母のこゑ
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背負ってるものを降ろしてみたけれど タトゥーのようなアザは消えない
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この線は曖昧なままにしておくよ終わりたいとか死にたいだとか
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