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連休の
間
(
はざま
)
にひとり刺し子する雨音だけが聞こえる部屋で
11
日々ご飯作るこの身の疲労にはジャンクフードが意外としみる
24
噛み切ったざらざらの爪でやさしく撫でるみたいなちぐはぐなひと
10
春虫は どうもお呼びで無いようで ただ気配だけ残しておくね
8
ポッと出のお前が私の親友を奪っていくな 幸せにしろ
4
雨の日にビルの窓から見下ろせば青赤白と傘の花咲く
14
どうして?あなたはずっと笑ってた 寄せる波の音ばかりうるさい
3
会うたびに 成長を喜ぶ伯父の 言葉と手のぬくもりの記憶
13
雨催い風も花苗をいじめたり されど潤ひ貰へばおあいこ
24
恋をして私は影になってしまったさりとてあの人に寄り添えないけれど
4
チクチクと痛むお腹に子ねこのりふみふみすれば治る気がする
24
いくつもの米粒ほどの笑顔よせ一つに和む小手毬の謎
23
低気圧 目覚めた時に 一瞬で 晴れではないと 頭痛の知らせ
12
愛猫の いつもの日課朝帰り 奔放なる
猫
(
こ
)
の下僕となりて
21
恋人か否かだれかに聞かれたらちがうって言いたくない距離感
9
「たぶんきみもハマるよ」あの日の一巻は完結したし、もう忘れるよ
6
どう見ても人間だろう存在に「子猫ちゃん」ってニヤつくなバカ
4
呼吸する 長男だから腹筋に風穴開けられても耐えるの
3
もういない 踏みしだかれた初雪の その背追はざり、ゆめのあとさき
4
忙しい一日だった待ちかねた布団の中に昨日の湯たんぽ
35
柴染
(
ふしぞめ
)
の瞬き 彼のお母さん おんなじ色のきらめきを見た
5
試験的プラごみ分別始めてもプラごみ袋が生産途中
14
初めてのプラごみ分別回収で大半ゴミはプラだと気付く
25
放課後に語らっていた旧友を蹴落としてぼく 行く 大学へ
10
おびただしい身体を運ぶ鉄塊が安全の象徴である国
5
コンビニの麺の容器は透明に移り変わってレンジは寂しい
4
袋からミックスナッツを皿に出すカシューナッツが多いと幸せ
11
もうずっと言えずにいる「別れましょう」が、眠る君の横で涙になる
6
「引退」と 冗談で言う若者に キレずに
破笑
(
わら
)
う オヤジの我慢
24
あんぱんち 勇気百倍 その拳 オレ様の腹 打ち抜いてはひ
5
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