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古びた学舎の割れたガラスに映る私の目にこの街の栄華は続いて
7
トランプはかつらじゃないよ 色々と苦労してるとAIが言う
5
無茶振りに応えてくれる AIは 無茶振りさえも忘れてくれる
6
痩せたよね 確認しつつ 髪あらう 今年最後の 一大行事
21
惑星の 如何なるものより 愚かしや 地球在住 種別人間
8
対座するあなたを見てるだけだけど遥かな旅路歩いてきたのよ
12
突っ立ってオブジェように動かない 鷺よお前は何を見てゐる
24
冬のセピア色の高速に句読点みたいなひこうき雲が遠さがって乾く
7
後輩にナメられた日に 張り切ってわたしの顔を舐める愛犬
27
題:「掃除中に発見」 静かなる クローゼットで 誰ぞ待つ 未だ用ゐぬ 腹筋ローラー
16
のみこんだことばの欠片?のどのおく癌かもしれぬ石ころひとつ
13
一年を漢字一字で表せば「凡」または「痛」あるいは「疲」かな
31
TVerを見ながら サクサク進めよう 今年最後の ツナマヨキムチ(丼)
19
暖かな 日差し年の瀬 贈り物 掃除お飾り 我が家清々しく
12
優しくて 優雅で優秀 優勝よ 見た目は俳優 でも優柔不断
3
柴田とよの新書床に叩きつけた男よ同窓会に唯一来たあなたは誰だ
6
心が割れると君が言うならガラスを落としその音を聞かん
3
笑うとて 「そこ」に見えるは 何者や 己は知らぬ 泡沫の果て
7
年末に車車車車車車車車車車車車車車という字を脳内に書き尽くす
6
この世では いろんなことがあったけど 要約すれば「悲しかったなあ」
7
この棚に集う鶯は他人など知らぬ顔を しつつ鳴く声の恐ろしや
7
年の瀬の仕事納めへ バス停の
傍
(
わき
)
の桜
早
(
はや
)
細き
蕾
(
つぼみ
)
24
白と赤、ピンクは六つにぎやかに薬が喉を落ちてゆきます
11
ねぇ、暖かいね。雲だね。ねぇ、ゆりかごの時に言ってくれた言葉。
12
一万歩歩いたところで腰掛ける 陽当たりのよい冬のベンチに
22
上ばかり見て手伸ばして気づいたら 穴に気づかず落ちていっていた
6
一年を振り返ってみたところ今年の抱負が思い出せない
9
考えて 自分のために 考えて 神の存在 見出すために
3
幻を 見せられついで 魅せられて 亡霊のよう 続く人々
3
この世には 虚しきことが 多すぎる 無為に過ごして 浪費の末に
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