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二人とも好きな具だけのカレー煮る赤いワインも冷えて乾杯
21
新橋の
S
L
前で写真撮る東京都下民初夏の汗拭く
10
片づけた面倒事のすぐそばで 次の面倒 芽を出していた
7
鶴が吐くエラー『積載量超過』 祈りはたった一つだけなのに
6
雲散れて 木々揺らす風 葉音立て バス待つ人も 和やかなりし
11
高低に別れ路ゆくは君と僕 雲の隙間で袖を振りあい
7
あれヘビか?宙ぶらりんに空を飛ぶ でろんべろんとトンビのお昼
7
お気軽に声掛けくださいご家庭でご扶養のものお引き取りします
5
説教も 下手に慰めも しないから、ただ、 君の隣で 一夜越させて
3
これからは肝に銘じる親父たち「泣く子と児相には勝てぬ」由
17
パンのにおい商店街に漂う暑くなければ散歩したいのに
13
夏風が連れてきた恋だったから 連れてゆくのは秋風だった
6
自責の念 後悔諸共 掃除機で
昨日
(
さくひ
)
の
芥
(
あくた
)
ごと 吸ひ上ぐる
23
行く鳥の人馴れもせで安らかに生き死ぬる世にありこせぬかも
9
オロナイン、帽子変えたの。貝殻か、似合うね、確率がくれたんだ。
3
子が子守り 親は
電子板
(
スマホ
)
に 操られ 怒れど叱れぬ 哀れな
大人等
(
こどもら
)
9
ねこたちや 交流戦前の一大事 ニュースのショックを 和らげておくれ
20
声出して笑った笑って気がついたまるで贈り物ひさしぶりだった
20
「ありがとう」「ありがとうございます」 こだませし 終点駅の 客と運転士
16
病み上がり 外の空気の 清しさよ 笑えて嬉し 食事もうまい
28
二時間の行列ならぶ 道楽の身過ぎ世過ぎか 夕まぐれなり
12
紫陽花や 雨降る
社
(
やしろ
)
手水場に ふたつ並んで 雨を見ている
21
花菖蒲 水面に映る 群青の 姿重ねて 君おもう朝
9
今よりは我儘に生くわれなれば御好意の印御無用願ふ
14
この言葉使いこなすといいらしい「だからどうした」「これでいいのだ」/インスタより
18
それもまた いまの自分と 思えたら ふるえる手のひら それさえも良し
24
最悪の大統領だと信じたい決めつけらえて教科書に載れ
9
登校の 門限間際 気にもせず ひよこの如き 一年の群れ
24
久々に手に取る雑誌の金額を見て棚もどす 印刷が死ぬ
13
使い捨て傘を開いて街頭で環境語るばかな政治家
1
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