玄関前 君のことだけ 思い出す 足に力が入らない
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世の中で 僕は一番嫌いです お前がお前がお前がおま
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花の無き 季節に枝に 灯をともす 梅花ばいか可愛や 春浅く満つ 
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鼻の奥涙の波が寄せることバレたくないから夜を呼んだの
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冷えきったタイルに伸びている影が歪んでいってナメクジとなる
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二十年ぶりに替えれば 玄関灯 若き家族の息づかい聞こゆ
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レチノール アゼライン酸 ビタミンC 肌だけ若く 皮剥ぎゃジジイ
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ありがたし我が家の前も除雪機にて道つけ呉るる善き隣人なり
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八歳の 姪に教わる ポケカから 交友広がり 人生変わる
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クヌルプは雪原のなか吐血して神に抱かれて微笑み死んだ
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年の暮れ 寒柝の音響ききて若者達が連なりて行く
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覚えてないならいいですよ彼の目をあんなにひどく傷つけたこと
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青白い画面が夢を叶えてくれるマッチのように携帯を擦る
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縄跳びで大波小波夕暮れを削り取ってたとも気付かずに
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友と会い 酒を交わして 気づくのは 虹と見紛う 宝石の時
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拭き上げた窓越しに照る冬の月 夫の頑張り労いくれる
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元嫁と 同伴の子と 後輩と さすがにシェフも チラ見するよな
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五時間を耐えて辿れば 純白の実家(さと)に積もれる 古き思ひ出
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オペ室のライト点くとこ見たかった全身麻酔夢すら見ない
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病室の私そんなにまぶしいですか?先に死んだりしないよきっと
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春夏秋冬ひととせの 移りがはやく 気がつけば 僕を残して また過ぎ去るの
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雪止まぬ線路の先を睨む夜は優しさよりも誰か責めたい/昨日札幌駅にて五時間足止め
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どうしてもやる気にならず寝転がるとにかく動け動け馬鹿者
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もういいやじぶんでぜんぶせおいこんで ナイフを捨てて笑っていよう 
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半月を 見上げてキミと 帰り道 海苔そば食べて キムチも食べて
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雲間から 漏れ出す光 見る度に 見切りを付けた 天界を笑う
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しずしずと 世間の師走 横に見て ゆったり降くだる 雪の道
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師走の昼下がり ひむがしには既に 宵を待たずに 上弦の月
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両翼を大きく見せて問いかける 「僕の世界は輝いてるだろ?」
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迅雷に潜んでうねる竜の目は僕らの魂透かして眺め
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