峠道七十kmは許せぬか吾を追い越す数多の車
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君逝きて がらんどうの身旅幾度 囃す友あり「メリーウィドウ」
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帰り来し空ににっこり月細く 写真の母の笑みと重ねて
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牙は抜け 今は疲れて 横たわる 犬を見る目に 言葉少なく
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ちま猫とちび猫連れて母猫は いわし雲など追って旅に出
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母猫は二匹の娘と野良化して 花咲く頃も姿を見せず(だんごさん、同感です)
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甲子園 野球はやって なかったが やはり地元が 勝つとうれしい
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雪溶けて  冬の女王  やぶれたり  長きトカゲも  春に這い出す
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冬物の安い帽子を洗濯し干すのに丁度いい陽気の日
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 絹の雨  しなやかに揺れ 朝霞  濡れて色濃き 野辺に咲く花 乙女夢見る 黄色一色 
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ポロポロと 降り出しそうな 天気の夜は コーヒーよりも ココアが合うね
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死ぬよりも 人生愛せ 人さえも 愛することが できるのだから
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遠くから 娘と孫が やってきて 楽しい思い 残していった
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トマトから トマトの種を 濾しだして 植えたらついに 双葉が出たぞ
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親兄弟ありがたいけど最初からいなかったらなと罰当たりな夜
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人生は 人に対する 良い思い 繋いでいけば それが喜び
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砲撃の音が届かぬこの部屋で子どもの寝息だけを聞きたい
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元気出せ 辛いこととか 嫌なこと 経験すれば 引きずるなかれ
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孫が来て ホームセンター 行って買う イチゴの苗を 植える楽しさ
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カビ生えた イチゴを貰い 切り取って 潰して種を 濾しとる作業
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真剣に 人と向き合う こともなく へらへらすれば 柳のように
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耳遠く 声も小さく 聞こえない 人の中にて 孤独の思い
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遺言を 求められれば 仁愛と 思いつくまま 至福の情け
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実家の柱にかれし落書きは 消せぬか消さぬか あの日のまま
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月が綺麗 あなたの好きな 細い月 見て見てなんて 言える距離なら
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たそがれに仁王立ちする鉄塔が宇宙そらからの光線銃を受け
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慎重に針落としては聴いていたフォークルを今iPhoneで聞く
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ちいさな手握ってたトミカいまもまだシートベルトの位置が合わない
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近くに見ても 遠くに見ても 美しき 光、闇さえ 従えしはな
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ラメの粒 瞬くたびに 重たくて 泣きたくなるの 君が好きだから
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