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見えぬ息 動かず寝入る 老犬の 腹の動きを 幾度も見つめ
23
マズローの四段階目の欲求を知ってか知らずか好々爺なるひと
9
丸くなり風を受けつつ眠る猫
撫
(
な
)
でたくなるよな背中をむけて
38
一面の ぼたん雪の空 その果てに
朱
(
あけ
)
、
淡々
(
あわあわ
)
と 夕陽映りて
12
感謝もせず管繋がれ怒鳴る父 毛糸の靴下頼まれもせず届ける母
8
風はなく鏡のような凪の海 何も起きるな何も起きるな
22
SMAPの曲と重なる 我が
短歌
(
うた
)
も「世界に一首だけの短歌」と/世界に一つだけの花
17
稲毛浜 光り輝く白波と青を切り裂くウィンドサーフィン
8
ほかほかと湯気立つおにぎり母の味 なつかしいなあまた食べたいなぁ
18
星落ちる絵本のような霜の咲くフロントガラス 朝の夜話
8
交差点 歩行者信号あけを待つ気怠い憩い 夜のつなぎ手
9
バス待ちの黒を基調にさまざまに佇む姿は雑誌の見開き
8
通過します 憂鬱乗せる箱なのに朝日の影絵ただ美しい
15
君の住む 区でも同じ日が昇る そうだよね?ほら こんなに赤い
8
袋詰めのため息たちがベランダの避難戸を塞ぐ 飛ぶしかない
7
エレベーター降りる人が先なこと知らないままに大人になる人
22
きみが泣く 質量保存の法則がその涙をぼくに飲ませる
8
日本というなにかを守りたいという母はベッドで寝ているという
6
森友の文書開示の判決に非業の冥土に正義はためく
22
帰省せし長女とのかたりとどまらず妻はその声半音上がりて
17
きさらぎの美し星の凍てる夜も暦いつしか向春となり
44
庭先の 寒さに耐へしフキノトウ 緩む雪下 そっと顔を出し
33
一時過ぎ 寝る前だけど なにかしら 食べたくなって 悩んで食べる
7
クッキングシート一枚鍋に敷くそれだけで終わる苦しみもある
7
荒れくるう心をどうにか宥めすかし横たわるまでの日々の戦い
9
十年の時が流れて、ああやっと裸の心にたどり着く夜
8
しょうもない仕様もないと吐き捨てる俺を見て母が涙を流す
8
波は問う もういいの? 波に言う もういいの。 あなたの海に 溶けて生きたい。 あなたの海に 混じり逝きたい。
6
望まれて 迎えてもらって 意味なくて 帰らせて あの頃に帰らせて
6
ねむすぎる おれわるくねえ へるぷみー げんきをかえして はやくかえして
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