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わたくしの命の軽さ考えるつつじの花びら指紋を透かし
36
低気圧沈めどけふは高気圧天の摂理や甘んじ受けむ
11
同窓の友に会う日は年一度今年も会える有難きこと
8
わたしたち 線香花火の恋だった 小さく咲いて ぽつんと落ちた
11
梅雨前の田んぼに映る月数え祖母は語った狐の
物語
(
はなし
)
15
AIは 褒めて
躱
(
かわ
)
して 慰めて 世紀をかける 占い宗教 ★ 賭ける・欠ける・描ける …
9
うっかりとゼット世代と揶揄するか今は昔の新人類よ
7
月日経つ時間を早く感じるは 感動、刺激少なき証し
18
寝姿は アルファベットのCの型 ねこは猫背で それが正しき
20
気の早き逝きし朋らが彼岸にて焚いているらし我の迎え火
13
一昨日のステーキ肉の巡りきて <体脂肪率> むべなるかな
11
胃薬がお守りになる低気圧赤いブーツで水溜まり蹴る
23
身構えず・小さく見せて・近寄らず 処世術では熊には勝てず
12
風の後 暑さ寒さが 仮住まい 調律できぬ 体もどかし
14
歌友
(
とも
)
と来て二人静の一叢と共に湖畔の夏日を浴びる
30
nerai
4
揺れ動く 家に戻れず 人のいる 場所を探した 2011
7
論争は 盛り上がらずに 粛々と 恐ろしきかな 数の政治は
14
既視感の あるツインタワー 新たなる 世紀も
戦
(
いくさ
)
2001
7
カナリヤと 防毒マスク 朝昼も テレビの前の 1995
8
今日の猛暑早くも予感 この夏の暑さを憂い こころ折れる朝
14
閃光に 広場は裂かれ 道に立つ ひとりの青年 1989
7
「さぁメシ食うか!」 ルフィの声にて覚醒 在りし日の朝七時のクロック
22
地下鉄のアクシデントも冷静に 顔色一つ変えぬ人々
19
今朝もまた
犬
(
ワンコ
)
ミーティング 花盛り 柿の赤ちゃん 仲間入りして
12
銀座線また止まったかヤレヤレや 日本で一番古い地下鉄
13
AIに 聞けないことも あるのかな 君の本音や 正体などは
12
その時はそれに心を寄せていた机の中の残骸あまた
17
kazew
3
割り算の筆算がまだ
5
問ある 今年初めてホトトギス鳴く
14
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