免許センターごった返すヒトたちみんな秋生まれという仲間/神無月
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シャワーでは寒さに震える時期となり湯船に浸かりビバノンノン♪/昭和歌謡大全集
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そよそよと秋風なびく公園で 微睡む午後の幸せ時間
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秋のにカーテン開けて空仰ぐ 日光浴のたれぱ〇ださん
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秋日和空き地一面群がりて背高泡立草揺れている
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わさびはむごときいのちのわびしさよ ひたひたとしておぼれゆく沢
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遡り 古い気候の 境目に 今日も今日とて 朝浴びる候
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ことさらに やあやあ今日まで お疲れさん たっぷり休んで 涙殺して
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柿の実は秋を色どり空に映え小鳥呼びよせ万歳の形ちに
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地球ほしを憂み バテンカイトスに眠りたる母のくやしさ 子は知らぬかも
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在りし日のカルテンコオル 背を向けてぎたる爪弾く象徴主義者シンボリスト
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秋祭り 安寧の世で聞く火縄銃 空は一つぞ戦よ終われ
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おむすびをしみじみ食べる苦学生下宿の母の夜の差し入れ \ 追想
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早き死と気付かず友は逝ったのか今年初めてストーブつける
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弾丸の如き嫌味も当たらでは 心臓狙えこの下手糞が
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スーパーの閉店セールに行く妻の自転車をこぐ姿やかろき
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あきらめて忘れたはずのこころにも どこかで人をまだ待っている
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酒煙草ギャンブル借金虚言癖 親から産まれたこと恥じるのみ
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突然に 庭先横切る 侵入者 三羽のキジ雛 親鳥探す
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りんかくをなぞって撫でる三角の耳もおひげもぜんぶ好きだよ
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おいマジか!四日連続あの人が夢に出るとかぱねえ重症
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案も尽き白きノートをじっと見て歌人うたびと気取り 真夜中ひとり
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他人事ひとごとのような写真に見入る夜 来し方確かむおぼつかなきに
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涼しさを過ぎて布団が恋しくて掛けるも暑く途方に暮れる
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果てしない夢を追いかけ♪いつの日か大空かけめぐる大都会/昭和歌謡大全集
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やりきれぬ思いで始めたパッチワーク上手くならねど心は軽く
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この春には薬局で山と積まれてた アップルブランデー・158円>バッカスの仲間‥の、値下げ品(笑)
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片思い 何も知らない はずなのに あなたの胸に 飛び込みたいの 
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ことばにも硬度はあって軟水のようなきみの短歌が好きだよ
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しまったと やっておけばと 気づいたら その時すれば なにより早い
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