ハロウィンの 当日までに ハロウィンを あちらこちらで みんな満喫
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出かける日いつも必ず雨予報 ママのせいだね娘が笑う
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「君って声に感情がないんだよね」「マジで?!」「ほら」
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イイねボタン誰がどれだけ押したって 俺の背中はお前が押したぜ
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目の前の相手は強く見えるもの あいつも同じ事思ってら
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人みたい 機械みたい のどちらもが賞賛であり罵倒でもある
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「寒すぎて十一月かと思ったよ」 「何言ってんだいその通りだよ」
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国会に 誰も送れず 泣かないよ 諦めないぞ 平和平和を
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二十二時 食傷気味の脂身と甘味と恋をシンクで吐いた
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寝る前に飲む錠剤の一粒が床に落つ音ネコが振り向く
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シブヤではハロウィンお休みするらしい ハチ公、おうち囲いに入っていなよ
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揺れるほどの拍動 どうしようもなく生きているのだと言うのはいつも、
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感動を  31で  美しく  表す詩を 短歌と呼ぶ
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無理だけどもう一度はじめに戻りたい観念の中私を逃げた
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来た時は定めと思い受け入れる そうしたいけど弱い私で
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日本にっぽんには四季があります」 ウソおっしゃい! あるのは夏と冬と花粉症
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いける気がするこの日々は溶き卵でほどよくできるくらいの辛さ
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短歌をね 何かの縁で ここで詠む 何気にこれは 凄い偶然
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親ガチャ 当たっていれば 良かったな 不満は出るが 感謝は出ず
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この不安共有できるの貴方だけ 隣でそっと支えてほしい
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夕焼けが 似合いに似合う 大阪港 旅立つ人は 見て旅に出た
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切り傷に 貼って付けた 絆創膏 自分が強く なった気がして
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カスカスな 字を書きまくり 見せたいな 伝えたい事 言い終わったで
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潤間兄 刺草は反省してます あの面白いセンスの人・・私のせいですたぶん
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わたくしが街の一部になれたならひかりを灯す花でありたい
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ご迷惑ご心配かけすみません不祥事謝罪いつでも同じ
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芭蕉葉ばせをばの傘下に街灯ながめゐる女、横目にその脇あゆむ
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一重なるタヲルを巻きて飲み干せし珈琲牛乳 飲めど飽かぬも
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真夜中の力を借りて 抜け殻の堀川通ほりかわどおりを滑走する秋
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黄葉の林を抜ける赤電車獲物を狙うカメラのシャッター
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