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歴史ある お寺の坊主に 「アーメン」と 言うてしもたら どうなってまうで
4
時雨去り一気に注ぐ陽の光 青き椿の葉を艶めかせ
28
氷雨やむ火灯し時の放水路 テールランプが赤く流れる
21
タクシーのテールランプの赤色が川の流れの如くゆらめく
8
ズキズキと痛む心を慰めて濁点二つ「好き」を忘れて
19
吹く風は色付く木の葉舞い散らす 自然の営為 暮れて行く秋
30
この思い忘れるために初めるの 抱きしめてくれない?最後の思い出
6
冷え込めば冷え込むほどによく研いだ大鎌のごと光る三日月
29
雪舞いし 夜半の名残りを 仕舞わしめ 春に華持て 君とまみえむ
14
揺れる月 雪を踏み分け 灯し火の 夜半の太鼓は 山鹿流なり
15
雪見酒 兄の羽織と 酌み交し 赤穂の塩の 涙酒かな
18
盃
(
さかずき
)
に浮かぶ三日月眺めては懸けた想ひをグイと飲み干し
25
独りでも 生きよと諭す 声に似て そよ吹く風に 母の恋しき
31
辛
(
つら
)
ひとき 歌に本音を詠み 伏せり 涙を誰にも見せぬやうに
29
夕日
(
せきじつ
)
を 見ながらふいに 問うてみる わたしのみらい 霧立ち込める
6
気圧かな?全部こいつのせいにするカード落とした頭の痛さも
5
沸騰を知らせるメロディー「愛の讃歌」古い
厨
(
くりや
)
にピアフの調べ
31
蒼穹
(
そうきゅう
)
を 見つめ続ける あの
宙
(
そら
)
は 私を吸い込んでくれそうだから
5
下手っぴに 余裕をあげる クルマ社会
2
誰しもが 通る道だと 言う大人 でも子どもたちは まだ通ってへん
5
脚くづし 裾の崩れに 匂ひ立ち 座るくびれが 我が目試さん
10
人生の 節目に親が できること 情けないほど
高
(
たか
)
が知れてる
7
赤や黄の 落ち葉を踏みて 冬になる そんな空気も 嫌いじゃなくて
28
じぶんのこえ 無視して底に 流し込む 聞いてないふり いつもの日常
5
夢のよな 上げ膳据え膳 期限切れ キッチンに立つ 感覚戻さざらば
4
夕暮は 心地良き風 眩しけれ 宵に嵐の 吹かぬものかは
16
一年の最後の月が近づいて心弾んだ昔懐かし
17
受験まで 残りの日数 数えるも 時は戻らぬ 後悔なしに
10
雨あがり 朱の混ざる灰 雲の端は 淡い緋走り 風はかがやき
17
高笑い イヤホンケースの長男坊 暗くて狭くて怖かったけど
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