極寒に足先感覚なくなりて歩けどさながら幽霊のよう
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在りし日の 伝記漫画の 啄木たくぼくを ブタキと読みぬ少年 可笑をか
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わざわいは 一切全いっさいすべてを 奪い去る されどそれすら かてす君
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ヒイッヒイッと名残りの柿にひよどりが飛んで帰ってまた大騒ぎ
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この道を選ばなければ…なんてまだ言ってる私しっかりしろよ
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観覧券 譲り受けるも 悩ましき ご当選の方は所用有り(どーしよ)
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人生は たった一度と いうことを  常に思えば 今よりおかし
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天涯の孤物となりて今更に人渦に飲まる神の悪戯
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窓の外降る雪眺めあたたかなマグ包む手に思い出す体温ねつ
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居るだけで役に立ってる植物にあこがれを抱く今日はそんな日
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かーてんを あけるとチビ猫 おりてくる 「ひめべっど」なのよ おきにいりだよ
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いちごの日 あまおう苺のヨーグルト 食べてもだれも 文句は言わない
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空洞のある老木なれどポツポツと白梅咲けりぬくき日差しに
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冬の朝毛布ピタリとたたむればひかり優しき君が横顔
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通知なる きみどり色の君の声より 誰かの🖤いいねを知りたい指先
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題∶「出勤時」   出で立ちて  後に気づけし  乱れ髪  人目を思い  胸に忍ばる 
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抱きしめてママ代用のお兄さんピンチヒッター抱きしめてまだ置いてかないで
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大井川鉄道夢の吊橋を渡れば夢のよう夢ん中
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CIA十八番おはこの内乱工作は イランでチリでまたもイランで
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古くなりお蔵入りしたあれこれを再デビューさせ使うこの頃/CDプレーヤーとか
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いろいろとみんな終わってゆくものだあんな新しかったものでも
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寝室の裾野一面プラレール 眠る車掌をベッドに運ぶ
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風は今並木の梢を揺らしては青い空へと吸い込まれてゆく
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良さそうで変な日本語「ポイントは 大きく二つ」「大きな」「点」とは
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首根っこ掴まれたまま場外にポイと出されたような気分だ
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風待草よ風吹草よ春いいね古希の青春あと五十年
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冬晴の関東平野の名物は なんと言わりょがやはり富士なり
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朝の雪かがやきに目をひらきつつ かじかむ指を光にかざす
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明日の夜は敦賀回りで大阪へ 阪神「美々卯」でうどんすき嬉し(東京ではもう食べられない)
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針の月日の出まぢかき昊にあり 夜のとばりを断ち截らむとす
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