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夢のよな 上げ膳据え膳 期限切れ キッチンに立つ 感覚戻さざらば
4
夕暮は 心地良き風 眩しけれ 宵に嵐の 吹かぬものかは
16
一年の最後の月が近づいて心弾んだ昔懐かし
17
受験まで 残りの日数 数えるも 時は戻らぬ 後悔なしに
10
雨あがり 朱の混ざる灰 雲の端は 淡い緋走り 風はかがやき
17
高笑い イヤホンケースの長男坊 暗くて狭くて怖かったけど
3
ねむそうに ゆれてるねこを なでながら シリアルバーなど かじる夕暮れ
21
少しだけ時間が経って手をふいにどけたらそれが最後になった
5
過ぎ去れば 街も文化も ほつれ寂び それもいいねと 秋の夕暮れ
15
何年も 憧れていた
眼内コンタクト
(
アイシーエル
)
形状合わず 数分で散る
9
晩秋の雨音きこゆ部屋にいて暖房付けてアイス舐めてる
13
ただ生きた女を見なしたファムファタル 美しい
笑
(
わら
)
の社会は回る
6
置き配の荷物のように待つわたし きみの心の扉は閉じて
27
母のもつ手提げ手に取り歩みゆく 振り返り見ゆ ちひさきたましひ
19
露置きて 紅葉うつくし 雨上がり 南天の実の きらきらひかる
30
足並みを揃えられなくなっちゃった私は今日もワルツを踊る
8
かさぶたを剥がすみたいに思い出す江ノ島の海SHIROの香水
5
「秘密だよ」好物を手に子に言うと、訳も知らずににっこり笑う
15
駅前で 小さく足踏み してたキミ 俺のほっぺに 冷えた手をあて
7
紅
(
あか
)
く
染
(
そ
)
む街路樹 眺むバス通り 通勤がてら
深秋
(
しんしゅう
)
感ず
25
まどろみの夜ほころびゆく午前四時そっと犬と歩みゆくかな
36
休日の 灰色空と ため息に 生姜はちみつ あたたか琥珀
16
休み明け 待合室に 人多く インフルエンザ 猛威を振るう
7
がんばって幸せなんだと感じた。新しい病名の書類と。
7
躁鬱の自分といつか和解して、送りたいのは薄桃の薔薇
14
花白く 展示の卓に 秋気吸い
凍
(
い
)
て鶴のごと 寒蘭立てり
10
紅葉の袋田の滝ちょろちょろ流るここも水不足
13
ありがとう今日も元気でいてくれて いびきも元気眠れませんよ
13
わかりますお願いメールに対応の読売歌壇にペンネーム欄/とてんからさんへ
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命日をリマインドするFBや 柚子浮かぶ酒に笑む貴方あり / 今日は大好きだった先輩の八度目の命日
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