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ガッツあり チャンプとなりし 破天荒 迷言残して 梅雨に還りぬ
11
賠償金 十億払うと 言ったから うやむやになる 不同意わいせつ (駐留軍隊)
8
スーパーの棚に青梅が並んでで梅雨と言うのかキウイもあるが
5
シャンプーと私のライフ切れそうで 「補充しといた」ヒーラーは父
4
日が昇り 香り満ちゆく 丘立ちて 曙色の 薔薇を眺むる
16
今はただ酸素を吸って吐くだけで 傀儡のまま 世に留まりぬ
13
虚無感に堕落している この俺に 誰か刃を向けてはくれぬか
9
人と熊 自然の法則守りつつ それぞれの居場所
侵
(
おか
)
さぬように
15
今週を乗り切りまどろむ晩酌はアノマロカリスの鼻歌のごと
8
梅雨晴れや「名もなき家事」に名をつける遊びを見つけて日が暮れてゆく
13
どうしても好きになれないものがある ウワサ、かまちょとマイクロファイバー
6
紫陽花の紫枇杷のオレンジと色とりどりに梅雨の点描
10
A
I
の短歌はきっとすべすべで 浴槽みたいな色なのだろう
11
ひざのため初挑戦水中歩行終えて筋肉痛
11
こんな日は 早く寝ればいいのだと 気付いた時には 既に手遅れ
14
洗面の鏡に付くは海月かな 次男お前の目玉を見せろ
7
「傘入る?」きみの笑顔に「ありがとう」コンビニ袋被らず済んだ
21
湖
(
うみ
)
抱
(
いだ
)
く
山脈
(
やまなみ
)
の端に日入りて 岸辺に語らふ影の二つ/小さな旅
18
黄道の春分より
早
(
はや
)
八十度。暦のうへでの入梅ならむ
6
動物はみんな涙を流すけど自分が嫌で泣くのだろうか
26
郭公の声で目覚めし傍らに友の寝息して旅の夜明け/小さな旅
16
平和こそあってのものと歌を詠み啓蒙しつつ世界見つめる
6
桜降る君に恋するこの日々は後どれくらい続くのだろう
4
あんなにも入院させなきゃだめだって言った自分を鬼だと思う
22
なんで?って聞いていいのかわからずに 君の笑顔に似せた顔する
2
認知症やっと入院させたあとひとりっきりの2LDK
31
「最近」が十年単位になってきた これも一つの世代間ギャップ
21
街を覆う大き虹置き去る
夕立
(
ゆだち
)
まもなく暮れるオホーツクの空
27
走る飛ぶ命のカタマリ 夜更けには柔らかな頬撫でる指先
4
仕事姿勢 意見す夜の 二人だが 他社であるけど リスペクトする
18
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