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首根っこ掴まれたまま場外にポイと出されたような気分だ
21
風待草よ風吹草よ春いいね古希の青春あと五十年
16
冬晴の関東平野の名物は なんと言わりょがやはり富士なり
23
朝の雪かがやきに目をひらきつつ かじかむ指を光にかざす
38
明日の夜は敦賀回りで大阪へ 阪神「美々卯」でうどんすき嬉し(東京ではもう食べられない)
16
針の月日の出まぢかき昊にあり 夜の
帷
(
とばり
)
を断ち截らむとす
20
針の月なほ黎明の昊にあり 寒気にかざす
剱
(
つるぎ
)
のごとく
20
闇に目を慣らし 眺む冬の星座
小
(
ち
)
さき星々 煌めく昴
27
役立てず吾は猫なり窓のそば日向のなかに外を眺むる
33
コトコトと鍋が鳴る中早朝の歌声交じる陽が差す窓辺
11
何か湧いた 指でなぞったら湿った 普通だね (笑)
5
布団という安全地帯に包まれて 外の嵐も遠い響きに
29
初冬より空き家の庭の寒桜 満開近しと主待ちをり
42
静寂を破りて急ぐサイレンを 無事であれよと見守る
明星
(
みょうじょう
)
26
新たなる 年の初めの宮中に 厳か響く歌会始
22
損得で 考えるのは 損だよと 損得抜きで 俺は言ってる
4
暗闇に 目が慣れてきて 辺り見え 見えない時より 慎重になる
5
同じ言葉や飲み会で からだと心の形の邂逅
5
チューズミーチューズミー 道玄坂のネズミの声かあるいは人か
7
誰コイツ 馴れ馴れしいよ いきなりよ アカを見に行き 静かにミュート
4
カニ鍋の タラをつついて 春を待つ 渋谷の北海道 ヒグマのこころ
8
木製品
端
(
はし
)
のすべてが丸い訳教えてくれた塚本先生
10
頭では分かっていても指先に伝わっていない令和八年
11
ぬ。 ぬ、 ぬ!ぬ. ぬ。お前が一句詠むまでになにかが5つも完了した。
6
パクチーのよう 他の人に嫌われても 君だけは
5
夜な夜な土足で他人様の畑に踏み入り足跡で「いいね」と書き去る
7
毎年の ツルツル路面 何年も 何年経てど 慣れても滑る
6
AI
は言ってしまえばタチの悪いドラえもんです。もう寝るからね。
5
安直で進歩を知れない脳だから 「悲し〜
笑
(
わら
)
」の歌繰り返す
6
万能を謳う君なら答えてよ 愛恋以外の人へのこころ
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