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出会えずに闇夜の空を見上げては春の満月恥ずかしがりや
29
あの大統領が怒鳴るど株を買え頭を下げて手を握れ命に優劣をつけろ
6
桜だって綺麗と言われ崇められ踏みつけられても我儘に咲く
5
立ち止まり迷う私のかたはらに 黙して笑う春の陽の夫
37
言の葉の行方見失う夕まぐれ 私はどこへ帰るのでしょう
22
軽快なミシン作業で過ごす午後おもいがけずに時を忘れて
30
クソリプを送ってくるなお前らは自分のうんこ投げるゴリラか
3
絆創膏の血みたいにわかりやすく傷付いてたらよかったのか
6
空の碧 白さ映えるや モクレンの 白陽浴び 香こぼれて 春一路
6
せせらぎの 葦の葉戦ぐ 夏終わる 山の端遠く 暮れなずみ 秋風立ちて 枯れすすき
5
雨止んだ午後二時頃には散歩行く気が失せるのも仕方なきこと
8
花冷えの夜空ふわりと映ゆる月 風雨忍びし桜讃える
30
つづら折りの 峠越えるや 朝陽射し 白雲走り 日高く昇る 黄色一色 向日葵の
5
目薬を差したら何か変わるかな 何度でも巡って来る春愁
16
靴下の跡が残ってむくんでる今温めた豆乳を飲む
12
2
シーズン着ずの冬服断捨離し すっきり整う箪笥と心
31
「ナイショだよ」前置きされたお話は、辞めた上司の悪口だった。
5
罪咎
(
つみとが
)
をしばし忘れし散り桜
何人
(
なんぴと
)
の上分け隔てなく
15
ツンデレで 甘え上手で 気紛れで 愛されるという 特権を持つ
10
散り花を踏む足取りは柔らかく風織り上げた雲を踏むよう
16
性別や 党派を超えて 聞きたいの この問題を どう捉えてる?
12
通勤路を潤す 菜種梅雨の朝 雨靴と傘とをお伴にし
27
雀去り地に花咲かす桜花 時折に吹く風に舞いけり
46
西洋と 東洋思想 交わりて 終着点は ※
「Parsifal」
(
パルジファル
)
※ 「ワーグナー」の祝典劇
12
らっきょうを 添えたカレーは 春の味 疲れも取れて ギア入れ直す
27
どうしようもうダメダメだダメすぎる私の場所はあるのだろうか
17
もう終わり ゲームセットの 鐘が鳴る この世の命 終了の笛
3
昼前に 空は輝き 日が射して 心ウキウキ 畑に急ぐ
4
生姜湯(しょうがゆ)の 腸(わた)に着く頃 眠くなり ひねもす止まぬ 花の雨かな
16
もうすでに 勝負あったか わが命 これが自分と 諦めそうに
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