なあお前この家に来てよかったかカリカリ食わぬ猫に聞く夜
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公民館老人会の新入りが「若輩ですが」と挨拶してる
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キイキイと 音軋みたる 自転車に あやしき奴めと 犬吠えかかる
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夢で見たエスカレーター 宇宙人たちも片側空けて乗ってた
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峠越え 凍ったままで 持ってきた ソルティライチの 溶ける昼どき
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僅かでもズレがあったら開かない ホームのドアと車両のドアは
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古きダム 梅雨空映す 湖面には へら鮒釣りの ボートの二隻
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聞こえるか聞こえないかの独り言いう人によくすり寄られます(泣)
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しみじみと手垢のついた物言いや言葉の氾濫ため息出ちゃう
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お名刺を渡され私若い子の幾十倍も疲れているの
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理(ことはり)に抗わず生く同胞(はらから)の 地に根を張るや 青きふるさと
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funda
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アジサイからのお願いの貼り紙は撮ってもいいけど取らないで
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akaak
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紫陽花よりも人口密度濃い白山神社あじさい祭
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ひさかたのひかり溶く蒼 白は雲 梢をわたる風に奏でり
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泣き顔を見せるのはまだ怖いから 君と見るのはアクション映画
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挽歌より 滑稽歌まで 元義は 悪食の如く 歌を詠みにき /平賀元義
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はっきりと 鼓動聞こえて 気が尖る 診察室の 奥の人声
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夢も見ず 眠れるひまに 撮られたる 胃カメラ画像 ぼんやりと見る /胃カメラ検査
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まず先に子供のことは忘れるとケアマネは言う看護師も言う/介護
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表向き作り笑いの眼より滂沱(ぼうだ)と落つる 卯建(うだつ)の奥で
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ネズミ猫 犬が乗りたる 船難破 荒れたる海に 蜘蛛の糸垂れ
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身も晴れて意気揚々の外出も上着羽織るか迷う涼しさ
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散歩路に飴を開くをしくじりて落つ飴拾い仕舞う冴え無さ
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旅仕度(たびじたく)が 入院仕度と 入れ替わり トランク閉めて 恋う巴里(パリ)の街
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疲れてる いつもの帰路を とぼとぼと 我が家の灯りが 優しく迎える
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山道を ひとり歩めば 木漏れ日が 風のささやき 時がゆるやか ・お題「安らぎ」
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すらすらと答える君が恨めしく世界の終わりを願うなどした
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母親は今朝のご飯を忘れたが娘の名前間違わなかった/介護認定
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