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生きてゆく
私
(
わたくし
)
だけの役割を果たす私は
私
(
わたくし
)
らしく
23
散り散りに緑の光消え失せて望み通りに摘まれた蕾
7
経済が 能力有無を 決める今 追いやりましょう 貴方は貴方
12
空に消ゆ打ち上げ花火
明日
(
あす
)
もまたいくらか命 生々流転
6
賽銭の小銭足らずをコンビニの一番くじで崩した小僧
4
春の花はどこか心に遠けき儚き色さえ吾にも重ねつ
5
いつかまた帰ってくるか知らないが春泥棒にまたねと叫ぶ
7
風の音は多分明日も聴こえないそんな夕焼けに手を振ってみた
6
真新しランドセル背負うひい孫の写メを写真の夫にかざせし
33
眠りたる社会科準備室の窓際に色褪せた地球儀と午後
5
不足なり 過剰なれど
エンドルフィン
(
のうないぶっしつ
)
精神を病み 国を
啄
(
ついば
)
む ※「エンドルフィン」=「脳内麻薬」
9
人生を舐めてる五十路の先輩が、渡してきた使いかけのホッカイロ。
5
数十人を巻き込みし
亡母
(
はは
)
の
四月一日
(
エイプリルフール
)
仰天の遺伝子我に有りや
14
実体の無きまま ふわりとした君に
暁
(
あかつき
)
逢ひぬ
黄泉
(
よみ
)
を旅して
29
山肌を 染むる
帳
(
とばり
)
の 残照に 君の面影 重ね映さむ
10
四月一日
(
わたぬき
)
の度 嘘を
吐
(
つ
)
き笑ひ合ふ 学友から 今は
夫
(
つま
)
と
吾
(
あ
)
と
28
人生は 夢か幻 いずれでも うつつのままに エイプリルフール
3
高級な お菓子もいずれ 胃に達し 駄菓子と同じ エイプリルフール
3
どうしてかどうしてでしょう王子様(芙) / 花の宴(えん)にもお姿のなく(虎杖麿付句)
9
お別れに お菓子を配る 習慣は 女子特有の エイプリルフール
4
半日で 終わる仕事 見つけたら 年金合わせ エイプリルフール
3
幸せを 感じています いつまでも この状態を エイプリルフール
4
久し振り この大雨に 今年こそ 温暖化やで エイプリルフール
3
嘘なのか 幻なのか 夢なのか 未来はいつも エイプリルフール
3
夢叶え 後悔残す こともなく 死んで行くよと エイプリルフール
2
新しい スタッフ揃い 雰囲気も 心機一転 エイプリルフール
4
『春爛漫』買えずに未だ忘れ得ぬ 銘の通りのこけしの笑顔/四〇年近く前の盛岡駅で
10
仕事終え雨のレーダー待つ河童どうせ降るならバチバチ駆けて
18
怨みごと言えば切りなくあるけれど幸せな今それも引っ込む
31
どうしてかどうしてでしょう王子様(下の句未定わからないので)
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