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明日の朝 起きて貴方に会いにゆく 「久しぶり」だけ携えてゆく
7
君がため梅雨前線立ち向かう 傘を持つ手は雨に濡れつつ
9
ひっそりと ムラサキシキブ 花咲かせ 夏の夕風 そよと吹き抜け
24
山形の里芋をもらふも食ひきれず畑に植えしが律儀に芽をだす
12
苛立ちを乗せて蹴られた空き缶がか細く悲鳴上げて描く弧
15
昔いた 会社の人から 電話あり 合いに行ったら 働かないか
4
どろ重いねじれた想いに泣く夜は なんて未熟で素敵だろうか
6
紆余だとか曲折だとか振り返る 蓮の花咲く むらさきのみち
16
吾のホーム盲目の人は幼きてアイドルと付け可愛がりし
2
「背筋良し」人に褒められ
訝
(
いぶか
(
)
)
りぬ 背を反らさねばもの見えぬだけ
15
善し悪しを 見極める目も つづまりは 妙なる歌に 磨かれてゆく
9
葉隠れに 白き宝珠の あるごとき 泰山木の 花に風立つ
18
にわか雨やみて空晴れるアジサイが陽に照らされ梅雨の粒落ちる
10
後期高齢 二回生にて あっけなく ガッツ石松 死んでしまいぬ /2026年6月2日死去 76歳
9
母は言う「ウチのはダメで」石ころを蹴飛ばす私ダメじゃないもん
15
歌会に唄ってうさを取り払うホームの夜の秘密の出来事
6
合歓
(
ねむ
)
の木の花ふうわりと空に向け夏の陽射しを確かめるごと
21
今ふっと気が付きました西郷は仮名で書いたら最後「う」ですね
10
雨の日の 美貌に見惚れ 立ち尽くす 私の顔は 何点なのか
4
自動ドア開かずにぴょんと跳ねていた子どもがとてもかわいかったよ
28
親子には
捌
(
さば
)
ききれない 谷間あり 曖昧にする ジャポ(日本)政権
9
空梅雨の
俄雨
(
にわかあめ
)
亡き愛犬を
悼
(
いた
)
み 空も泣ひてくれたやう
24
悲しみを振り切れず まだ今だけは 愛犬を
悼
(
いた
)
む歌のみ浮かび
24
確かだと呼びし名さえも また揺れて目の端に煌めく我が逃げ星よ
11
さらさらと初夏の日差しは人恋し着信待ちの長き一日
41
子どもがきらい大人がきらいと泣きわめく幼き日の僕を抱き
12
是々非々か 「なぁなぁ」ですよ 法改正 軸定まらず 虚しき議論
12
隣家から 種吹きこぼれ はびこりし 雑草処理は 無賃労働
11
久しぶりピアノを弾いてみたものの記憶をたどりに踊る指たち
7
鰭に塩飾られ焼かる身はいかに 藻の味苦し鮎のはらわた
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