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褥瘡
(
じゅくそう
)
を予防するのだ母さんを左右反転ぐりぐり回す
25
まりちゃんが散歩出たのでチビちゃんとイチャイチャできる猫にはモテ男
16
切れ込みを入れて欲しいな手が痛い私切れないマジックカット
17
頭よりあらぬところの白髪にしばし驚きしばし戸惑う
8
いつまでも奴隷のつもりか
半端人
(
はんぱびと
)
不幸の由来は無為の随に
2
幼き日三つ編み結ひて刻まれし母の手の皺握り返しつ
19
コンビニコーヒー
L
L
サイズを見てみたいひとりで飲むには多すぎるけど
13
年表をパラパラめくる ファミレスに幼な子たちをあやすパパママ
13
亡き犬の匂ひを辿り
居所
(
いどころ
)
を未だに探る猫 胸痛し/バンビーノ様 有難う御座います
27
干し物の タオル一本 減りにけり 亡き
犬
(
こ
)
の分の 空ひたスペース
23
神前の 式に出席 夫婦見る 笑顔溢れる 住吉大社
23
責める手をとめて毛布にくるまれば 私を許す午後がはじまる
35
なにもしない私を呪う週末よ 来週はきれいに諦めてやる
29
生まれつき一軍のきみ 傷ついたふりさえ上手で誰も気づかず
25
私には、私ならばと思うそのフィールドこそが主戦場だと
6
不条理に女を扼す教義ならむ ホメイニほどの聖人にして
12
ぐいぐいと胸に染みたることわざは親孝行したい時には親はなし
5
いつ見ても輝き変わらぬカフェテラス ゴッホが生きし日売れぬはなぜか
5
やっぱりさ四十を越えると顔に出る人生なんて素直な心
6
めらめらとナショナリズムの可燃性 西洋蹴鞠の大会ほどの
14
盲目の綺羅な顔の少年とホームの中に閉じ込め込められし
4
思うまま生きてゆくぜよ 小説の竜馬と過ごした幸せな初夏
27
この年も入道雲を見つけたり 夏至も間近な東の空に
18
真っ直ぐに伸びて二枚の芽を広げ平泳ぎする如き朝顔
22
さよならの つもりで送った ありがとう ミュートで届いた 同じスタンプ
4
そのかみの「いとし いとし というこころ」変わりて亦のふた心とて/屁の河童氏へ「戀→恋」
12
mayoi
5
背伸びしてハンズで買ったウォーターマン胸ポケットの少し重たし
10
家猫は 下僕の身より 出世して 城主となりて 栄華極めぬ
16
自堕落に 齢(よわい)重ねて 頑迷と 温和の道の 追分に立つ
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