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愚痴の根の深きに伸びる裏庭の日陰の草と馴染む秋の日
35
母船出えっさほいさと小舟旅いつかなれるか自由な帆舟
11
散り散りの蛍を星夜に詠ったらアニメに被りて没となりけり
13
「早いね」と話しかけると「早いね」と答える人のいる温かさ
15
AI
に解釈させるのイチ押しです理解は深いし被り防止で (楽曲の歌詞と被るパターンも)
8
『私はね健康診断だと思う』認知症だと告げられる前は
21
冷ややかに主治医の口から流れ出る『脳血管性認知症』
28
幸せはきっと心を奪うから詠うだけなら一人がいいね
14
誰しもが 古傷痛む 夜もある 朝は来るから 今はおやすみ
25
ポッカレモン 胡椒をたっぷり 振りまして レモンだれにて 餃子召しませ
20
大昔死んだ魚が燃やされてあなたの家のランプを灯す
5
手に取った名も知れぬキャラのキーホルダー なんとなく君に似てる気がして
7
仕事終え 帰りの車中 想い出す 貴女の笑顔 疲れも消える
19
思うのも思われるのも塞ぎたく 己に夢中になるもできない
9
雨あがり 空に浮かんだ 三日月が こちらを見つめ 明日へいざなう
21
この時間人の体を使ってはものを食ってる奴が憑いてる
18
医師免許の画像ファイルを添付せし履歴書の日付をまた更新す
9
カーテンのすき間からいけしゃあしゃあと 差し込む西日とまどろむ私
7
グラコロはコロコロコロっと転がって、冬が来たぞと知らせてくれる。
10
暗闇のオフィスに光るパソコンでご褒美ポチって今日を終えるの
15
こっちがいい あっちもいいねと 他愛なく 語って目覚めた もういないのに
12
夕光
(
ゆうかげ
)
の透き通りつつ今日はまだ枝に
留
(
とど
)
まる木の葉幾つか
15
灯台の
灯火
(
ともしび
)
なれば 君が手を 離さじと思ふ 世が終わりても
27
支払いへ訪う事務室の日向には猫様二匹それぞれゴロリ
24
短日の四時にはすでに灯り付けなぜか忙しく厨に立てり
21
カップルが 試し書きした 紙を見る 「待ってんのかな? キモ!」と丸文字
2
角ばって 丸くなれずに 季節過ぎ それでも誰かが 「いいね」をくれる/
14
まぁるくも 五角形にも 嵌まらない ゆがみもあいす そんな性格/
9
響きだけ大人な気分に酔いしれる 甘酒の味と君の温もり
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最寄駅 急行までしか 止まらない 特急快特 そして回送
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