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四季という 言葉は死語に なるんかい 五月最後の 朝ウォークの中
15
朝採りの とうもろこしを 湯がきつつ 夏の訪れ 覚悟せなならん
21
ガラス戸を引けば明治は薫りたち午後には失せる生菓子を買ひ
20
行き着けば富は千万
奥
(
[億]
)
山にあると聞くより慾に
迷家
(
まよいが
)
9
朝晩の寒暖差 徐々に緩まり 窓外の初夏の夜風
温
(
ぬる
)
し
25
狗鷲の黄金の羽に裂くる風天翔けるさま覇王なりけり
5
管理越え 変異の時に なったこと 雑草たちに 教えられたし
14
川崎の煙の下に汗流し涙ぬぐひて夜間高校 / 高度経済成長期
26
表道 裏山道にも 花咲けり どちらを選ぶも 散らぬ間に行け
14
すさまじきアリの巣コロリ(類似品)の効力よ 土中の蟻にそっと合掌
22
A
I
の愛のささやきをちこちに破滅へ誘うハイドの笑い / ジキルとハイド
19
青々と 何も動かず 静々と 穏やかなりし グッドモーニング
12
あやめ草あやに
愛
(
かな
)
しき
時鳥
(
ほととぎす
)
われ乞ふなへにねもころに鳴く
5
追ひかける影は友かや仇なるや鳶の輪舞に息をのむかな
4
三十年 前の団体 記念写真 どれがじいじか 分からない孫
11
ユーモアの センス無きかな我が短歌 投稿せどもいいねは僅か
19
カフェインの残滓にまかすうつせみの白みゆきなむ午前四時半
13
地下鉄の階段つらき夜にゐて 銀座
A
8出口のあかり
16
かげぼふし鳶追ふごとき天空にかたきか友か雲も裂けゆく
3
若人が 融通利かず 頓挫する 上の上から 目詰まりしてて
13
壁打ちを続けてやっと良いと言い微笑み交わすAIは愛
22
どこまでも 朝の
静寂
(
しじま
)
が 広がりて
蠢
(
うごめ
)
く前の 稀なる時よ
16
ゼロ円の笑みの犠牲に値を上げる時の流れのバーガー食らふ
23
ゴミ捨ても 工夫次第で 袋減り 些細なことも 国のお役目
11
嬉野の 売れない詩人 熟れてきて 憂い消え去り 餓えることなし
9
暫くはこぉぉーと響く耳鳴りのお輪に我の時間が止まる
20
高齢者 悪者にして 悪政が 自死に至るか テロに至るか
11
行く旅に身体を捧げ悔いは無く空へ行くとふ契り抱き締む
16
独特の声で舎弟を演じてた『山田辰夫』は亡くなったと知る
23
バネが跳ねるように弾ける指先努力の代償はチャーミング / 腱鞘炎あいたたポップス
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