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耳たぶの痛みすら愛おしくなりて真珠のピアス揺らしつ歩く
3
スカートを翻しゆく春の風黄色いカバーランドセルの背
6
昼過ぎの春の匂いを吸い込んで踵を鳴らす紺のローファー
11
街の灯に振り向かぬ君よ歩を早め沈丁花の香とゆく春を聴く
16
あの家の玄関先の金魚鉢、なくなってから初めての春。
3
無責任なリベラル党のたわごとを 蹴散らして行け海上自衛隊
12
個別的自衛権の大義あり 邦船護衛は当然の仕事
12
邦船を護衛するべし自衛隊 今こそ見せよ益荒男の盾
11
枝先の花芽の膨らみ促しつ しとしとそぼ降る弥生の催花雨
16
追い風の値上げ見積り作成し値上げしてない豆ばかり買う
12
聖書を背負って生きてるきみの住む街はどこへ向かうの? 争いを経て
13
標本木 日がな一日見つめられ 膨らむ蕾 ポッと頬染め
18
食われちまった小国は 富豪の腹を満たさずに ただの骸か
13
とりあえず大人なんだから僕たちは綺麗事くらい胸張って言え
8
電車内 見知らぬ
人
(
外国人
)
が会釈する 牧師の夫に何かを感じて?
50
いきなりの 子の帰省さえ 非日常 徹夜の家事も 今は懐かし
27
抜歯済む 痺れの残る歯痒さがロイヤルミルクティーに ほつれる
14
桜の枝 見上げる先に花いち輪 指差すおさな子笑顔の花咲く
16
夕浜に紅く艶めく桜貝期待は気化し波が掻き消す
13
バスゆれて赤ちゃんゆれて我ゆれて たからの時の ゆるやかにゆけ
20
幾年も空をうつした川面にて 恐れをそっと手放してみる
9
脚色の目立つ噂を聞きながら硬いトマトを噛んでるランチ
30
ユズの花散り往く私といない日に貴方には空を見上げて欲しい
5
高校の鞄に付けるんだって! そう! 嬉しいだって、頑張れだって!
2
少しだけ一人になって 逢いに行く 第二ボタンは要らないからさ
2
呪わせて! 此の一つだけ覚えててポケットの中揺れる告白
2
かすみたる山の端追へば川妬みわれ忘るなと水面ひかるや
15
行かないで! 門出の後の帰り道 どうか待ってて、まだそこにいて!
2
きっとそう なれるよ私、私達 お友達でも充分なんだ
2
二年越し答え合わせをさせたのに貴方は貴方でそうそのままで
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