ハチワレの 飯食らうは うわばみの 三毛膳まもる吾 徒士の勤めよ 
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ガラス窓 激しく叩く雨風に 我が菜園の無事を願いをり 
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少しでも長く忘れずいるからさ 声も姿も覚えているから
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恋の巴里 カフェー・コンセヱルに三拍子 ペチコオト揺れ『あなたが欲しい』
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この黒はきっと恐れぬままに生きる ぼくらが生き埋めと呼ぶ悲惨を
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何もない道さえ夏だと思うのは 夏に何かを置いてきたから
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一人夜にスコッチで酔い詠む蓮の花へ黄泉抱き天国気分
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草花に大小あれど優しさと強さを抱だき無抵抗かな
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突風が怖いテラスの花たちを三畳に入れカフェ飲み眺む
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悲劇さえ子から見れば景色だった「水の上で優雅に踊ってる!」
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残る春周りは巡る四季の折他知らぬまままた我に春
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古本のページ端に色付く汚れ知らぬ貴方の最小単位
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いつまでも冷風出ずにリモコンを確認したら送風ことか
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ターメリックライスの素で魚介類たっぷり入れたパエリア美味し
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泡花が包みし淡い桃色の薔薇花の満つベゴニアに惚れ
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麦藁の帽子の傘で打つ雨を遮り見つむマリーゴールド
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秋風の夜と昼間の夏の差に香る蕾をジャスミンは抱く
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目覚めたと声高らかに宣言す喉が渇いたなら水銀を
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晴れた朝遮光カーテン世捨て人捨てられた意思確固たる意思
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花が満つベランダへ行く短距離の季節の旅で彩る心
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意図的に逃した皆勤賞名誉の代わり要らん呪縛千切る
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凶器はこころ 動機もこころ 犯人はわたしに巣食う七つの大罪
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ライカいずれ火纏う視野次の場所知らぬ度合は宇宙と同じ
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即席の濃い味に慣れ牛乳を飲めば赤子へ戻り母乞ふ
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うるさかった 傷つくのがいけないと言うその喉元刺せばよかった
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単に空洞とて見かけは行間の所為で勘ず全能の無知
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初恋の御顔忌憚のない素振り懐のほぞ何を今更
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最近は陳腐物草感性の扉開け閉め錆び付いて鳴く
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雨音に 心打たれり さあさあと 落ち着きやなこと 思い出してく
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死にたいと思い続けて生きるのは病死するより辛いものです
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