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語り継ぎ言ひ継ぎいかむ すめらぎの 九回裏の逆転サヨナラ/天覧早慶戦ニュースに接して
11
夫
(
きみ
)
と母 支えあればこそ前向ける 今日はふたりの月命日
24
寝たきりにはならぬと杖をつきながら ぎこちなく歩む母想う
立日
(
たちび
)
20
モヤモヤを やり過ごすのに モヤモヤし 原因特定 即対処する
3
新じゃがの煮っころがしは丁寧に鍋を見ながらたまに手を出す
15
歓声に 心乱され 耳塞ぐ 君に手を添え 共に歌わん
15
気圧さん 可憐に無邪気に空を舞う 僕を狂わす あぁ、気圧さん
6
一首詠む集中力はAIを超える歌人が並ぶutakata
18
説き果てぬ脳の仕組みの原点にビックバンという生命がある
20
若くない使い古しの女でもレトロブームにいかがでしょうか
33
想像を遥かに超えて花は満ち心の笑みは連鎖して行く
24
中指に花が咲くよにきらめきてマルチカラーの石はおしゃべり
4
AIの頭の良さは常識の域を超えない友として会う
15
いつか揺れる 私は眠る あなたは踊って歌って なんせ午後二時
4
新しき発明品はいつの日も戦の道具になる空撮機
5
AIの禅問答へ背を向けた時に心は創造が増す
20
雨音がノイキャンをする 僕の耳君の声しか聞きたがらない
6
偏頭痛僕の身体のバグたちが天気図を見て悪さをしだす
19
あなたへの気持ちがちょっと梅雨入りし湿気てふくらむ海色の心
7
明日から 鮎釣り始む 遠足の前夜の夢は 囮じゃ寝れぬ
20
いつだって誰かのために編み物をする誰かへ買う毛糸ひと玉
10
上京し 自分の歩く 初めての 街眩しくて 弾んだ弥生
14
今日の日を みんなそれぞれ 抱きしめて 振り返っては 想いを馳せる
7
煌々
(
こうこう
)
と 窓より漏れし 月明かり 枕染めれば
花月
(
(フラワームーン)
)
と知る
26
タダは安いそれとも怖いものなのか誰かはっきり答えを出して
17
エメラルドの 湖水のほとり たたずめば ガラスの花に
星砂子
(
ほしすなご
)
降る
23
君のこと 歌に詠んだと はにかんで 聞かせてくれた 初夏のキャンパス
13
あの世行き特急列車が参ります どうかあなたはまだ乗らないで
9
いつもより
南
(
みんなみ
)
通るブルームーンわざわざ向かいの屋根に隠れて
31
八時半にスマホの鳴りて妻の声「おはよ!」のあとは「ごはん食べた?」と
5
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