Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
538
539
540
541
542
543
544
545
546
…
次 ›
最後 »
情報の 内と外との シンクロが いともおかしな 現代社会
3
理想郷
(
フィクション
)
はフィクサーの手のひらの内 裏切りを
以
(
もっ
)
て悪夢に変わる
5
脱毛症
(
円形
)
の増えし
女の命
(
髪の毛
)
嘆いては癒しを求めウタカタに来る
23
本日はおうち(ミニ)アフタヌーンティーもどき ショートブレッドにチョコがけイチゴ>あったかミルクティーで
11
独りでに望まぬ道を行く思考 自分も自分の敵なのだと知る
13
紙をすくいたつきははや忘れられ連綿たるはただ文字のつら
7
成人式帰りの晴れ着姿の子もプリクラ機に集まる令和
16
遥けき野のぞむわが庵 雪の庭 音もなき夜の山裾の灯は
21
翼なき鉄の棒が語る神話 ここにはかつて人間がいた
7
御
(
ぎょ
)
せぬ気の病暴れて疲れ果て 寝込むしかできぬ身体の無力さ
13
同業の後期高齢新年会乾杯前にまずは黙祷
17
知られたい
鬱屈
(
うっくつ
)
隠し普通のフリ
嫌忌
(
けんき
)
を恐れ周囲に線を引く
9
花も葉も毒で
朽
(
く
)
ちても根は良いと聞いて信じられるとでも思うの
9
地割れのように裂けた心に降る涙雨 傷の隙間浸され
疼
(
うず
)
く
11
触れたなら運命の糸は絡みつきあがくほどに深く縛られ
21
触れたならぬいぐるみと目が合うのあたしだけしかいない部屋で
9
もういっそぜんぶまるっと手放してわたしは貴方の犬になりたい
10
腹巻きとモコモコ靴下 手放せぬ 冷えに冷えたる週末となり
14
こばらすいた ねことの攻防 疲れ果て ねこ母お昼は コンポタおかゆ
13
真間川を遡ること一時間 手児奈を祀るやしろで厠
9
嘴を羽にくるんで丸くなり じゅんさい池の鴨は昼寝で
14
冬枯れのじゅんさい池に鴨浮いて なにやらついばむ弱い何かを
12
料理家は七十五歳でギター始める四十路での新世界にも勇気をくれる
12
壊れ散る感情の破片 元通り目指し何度でも繋いで生きて
9
食べぬのにバレンタインにチョコくれと。父にもっとあげればよかった
25
無情な世恨む執念手放せず笑顔も忘れ枯れきった心
10
鉛の夜煙草をふかし髪の毛ジリッと焼いてみた 生きていた
5
早朝から偉業成し得た優越感 シーツを洗ってただ干しただけ
30
寒雀北風吹けば電線に身を寄せ合い羽毛ふくらませ
14
寒に入り
凍
(
しみ
)
り餅作ると夕暮れに水に浸せし餅を軒先に吊す
11
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
538
539
540
541
542
543
544
545
546
…
次 ›
最後 »