世界は綺麗だ。都会の喧騒も山奥のざわめきも
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困り顔、眠そうな顔、首傾げ。笑顔、泣き顔。どれもかわいい。
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冷たいな 冷たくしたのは僕だった 優しくないと優しくされない
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別れの瞬間とき 知らなかった 私はね きっと貴方の 囚われの身ジュリエット
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夜深くなゐに飛び開け非常口誰も出ぬとは思っていても
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死にかけて 話のネタが ひとつ増え べッドの上で 構成を練る
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死ぬ時は 意外とあっさり 死ぬんだと ストレッチャーに 寝ながら思う
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地獄への 招待状が 人違い 謝罪もなしに 追い返される
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息深く吸うと白雪入りきてこの冬僕の母国語は雪
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憧れのまま 置いておければ 美しかった 壊した以上 踏み込むしかない
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なにごとも ないこと願う 冬の夜 寝るに寝れずに ニュースをながめ
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京都大 近くも遠い 私の憧れ 今年で決めて夢の先へと
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11年たって移ろう心模様 部屋が変わってタオルもかわる
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わけもなく 重い心と傍らの 綿抱きかかえ 見る白昼夢
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夕焼けに染まる故郷の空見上げふと口ずさむ「バラ色の日々」
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もしかして もしかしてだけど カルディの チョコのテリーヌ 今年は無理か(日程が‥バーレルが‥)
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僕がただ飾っているパロディーの元ネタを殺したのも僕
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愛猫が 狩りでモグラを 連れてきた 生きてますよと リビング走る
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くらやみで 手を差し伸べてくれたから 君のことだけ考えている
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室内へ日暮れのように灯をともしぼたん雪ふるバッサバッサと
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愛犬が ゴディバのチョコを つまみ食い 明日食べようと 置いてたせいで  
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演奏家 微動だにせず 繊細に 響く音色は 天の彼方へ
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ある人に 傷つけられて 復活と 前向き進み 夢叶えたり
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この電車は悲しみが丘で後続の特急列車の通過を待ちます
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陽光の満ちた明るい通りまで冷たい日陰のこの道がある
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とは言えど…未読の多き妻なれば 緊急連絡先 記入せず
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クリスマス 若い夫婦と 子らの時 サンタの恰好で 盛り上げる我
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二歳にて チョコバナナの 味覚え 朝からねだる 孫のほほえみ
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夕暮れに メタセコイアを 眺めつつ 空を舞う鳥 寂しさ感じ
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雨のごと樹々の葉降らせ一陣の風過ぎ行けば冬色の街
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