あなたのその無宗教とは要するに「私は普通」教なのだろう
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入院中今までの行い振り返りほんの少しだけ神を信じる
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わしの性分やと呟かれしときやさしくなりし松の夕風
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文化祭笑顔で写る記念写真消え去っている私の存在
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ミルクティーこぼす瞬間ビックバンあえて拭わず星を眺める
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僕がもし消息不明になったなら君の頭に僕は映るのか
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ビル群が木々に蝕まれてくみたい田舎へ向けて走る電車
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晴れている今日は東京の外に出ます空の広さを確かめるため
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アサガオの栄華に釘さす丸い奴 ヨツモンカメノコハムシ現る
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わづかずつ快復する中で感覚せぬものが繋がれてゆく
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車すら棺の隠語 カリーナの嫉妬の一語いま燃えさかる
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人去りぬ浜辺に鳴るは波の音夕陽に消ゆる鴎よ待たぬか
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天の川彩る星々探せども並び無きかな君の生く星
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秋もせず冷やしを喰えば季違いと美味けりゃそんなの関係ねー
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目蓋落ち意図せず沈む海の底 ざわめくオフィスと行きつ戻りつ
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「気にするな」 なんて言うけど 歳は歳 取るとわかるさ 若さの魅力
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復活のロビンマスクの闘いを進行形で読める倖せ
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北国の名前も知らぬ歌同志 勝手に繋がり勝手に応援
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友人を亡くした母に言葉なしただ話聴くのみ ましてコロナとは
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爆破テロ二つに裂けた星条旗 プラカード持つ列に加わる
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あの瞬間彼の地に居たと思い出す9.11 早二十一年
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兄が寝てからの覚醒 フィギィアで再現君はいつ寝るのかね?
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餃子焼く最中に「パパの夢って何?」 その質問を今するのかね?
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ライオンは群れから子供追い出すと子に教えつつ己に刻む
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新築のレッサーパンダ舎木の香り 市制記念でゾウ舎跡地に
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十六夜の月に添いたる星ひとつ今宵ひと夜の幻なのか
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苦しみは 人を強くし 優しくし 慈悲深くして 罪を清めん
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善を為せ 他人を愛せよ 幸福の 鍵はいつでも 手の中にあり
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今やもう 死なないために 生きている 命を伸ばせ ただやみくもに
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死ぬよりは 高い治療費 払っても 命恋しや 健やかにして
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