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葦田鶴
(
あしたづ
)
の
鼠
(
ね
)
鳴く函より 引き出でて 炭酸瓦斯に 曝しつつ 皮に刃を入れ 腹を裂き 赤き
脾
(
はらわた
)
取り出でて 絹に裏越し 振ん回し
塩安水
(
ACK
)
に 晒しつつ 赤血球が 破るれば 水足し重ね ぶん回し 脾細胞をぞ 得たりしか
0
みづからの重みにかしぐアネモネや姉も妹も卒業の春
2
六色の地殻かき混ぜ
底面十字
(
クロス
)
から
一層ずつ
(
レイヤー・バイ・レイヤー
)
法で積む
2
いつか黒猫がすわっていたとこにとまって爪をいじるカラスよ
1
冬ぐつをしまい シューズは軽やかに グイグイグイと景色を変える
6
十六歳大人の世界を知らぬ間に 入院したる冬の苦しみ
5
あるちふとらうがひ病みとるむぺんと 歌よむ道のなどてけはしき
5
此の
料理
(
レシピ
)
は多量の
唐辛子
(
チリ
)
と
葷辛
(
ニンニク
)
と
無気力
(
アパシー
)
の
意麺
(
パスタ
)
腸臓
(
ハラ
)
に障るぞ
6
究極のレシピぞ我も極めばや 二日に
一饋
(
いっき
)
食へば足るらし
3
だよねといへばせやなと答ふるきみありてかすみたなびくをちの山なみ
0
狂い踏む音列の名は
利己主義
(
エゴイズム
)
110
・
2^n
(
ひゃくじゅう に に をいくどか かける
)
5
定型詩の職分 灰皿の羽虫 オンライン不死鳥の明滅
3
春あらし去りて弥生の空青く きみ新しきパンプスを履く
9
安全と安心なんてあるものか 命懸けだよ恋と原発
2
春昼の診察室の女医の手に わが手奪われはやき搏動
3
顔しらず名前もしらず齢知らず 歌おくりつけ恋するサイト
2
恋猫と女の放つ絶叫が 夜の闇裂く愛の戦場
2
すっかりかすれたブレーキ音を出すようになった自転車(
4
さい)
3
修学旅行の自由行動でふっと気配を消すよな臨終
5
日毎増す胸糞バターが溶け出してじゅわじゅわぼ~っと無になるムニエル
3
ぬばたまのラクドスアグロかごめかごめ いのちの軽さ
焚
(
く
)
べていく音
4
春北風の夜どおし吹ゐて 過ぎ去れば 芽キャベツはみな処女うばはれき
1
街の野に拾われる女(ひと)とこの我と 二人してやがて詩人になれり
6
鹵獲せし
AK
砂漠 駆け慣れぬ新兵
人間工学
(
エルゴノミック
)
マウス
3
私達
(
wa.tash.tach.
)
の
閉音節
(
hei.on.sets.
)
まみれの日本語には字余り
くらい
(
krai.
)
が似合うみたいね
4
中国が世界へ放ったすかしっ屁、NEWコロナてふ細菌爆弾
2
現実とゲームの区別つかなくて手札事故などと名乗っている
2
久しぶり、お元気ですか、そうですか、それじゃまたねで死んでいく恋
5
悲喜劇的テキスト論ね。歌にとって私は詠み手だから、死んだの
4
お魚さん、当方、油ですけども、心あります。揚がってかない?
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