雨ごとにつぶれていった心など街は知らないレインコートで
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まだ週の半ばだと知る絶望に決して負けるな二度寝もするな
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幸運に どん底からも 這い上がり 生きて来たんだ 大丈夫だよ
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悔しさも 悲しみさえも バネにして 笑っていよう 明日を夢見て
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諦めず 叩けよ扉 開くまで 信じる心 持ち続ければ
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きっとまた 春が来るから それまでは 諦めません 涙を拭いて
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俯けば 枯葉踏みしめ なんのその 空に太陽 輝き渡る
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冷たきは 人の心と 冬の風 春が来るまで なんとか生きよ
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何もかも グレーがかった 冬が来た 眠れよ眠れ 春が来るまで
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何見ても貴女が見える十二月氷雨静かに時を流して
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傷ついて 捨てることすらできぬなら この心など無くていいのに
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「きっとまた お便りさせていただきます」 それきりふみは途絶えてしまい
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死ななくていいけど死体の冷たさになりたかった、か。そうかわかった。
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吹き荒ぶ風皆々を薙いでいき野分は辿る主無き天
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高校の近くの急なこの坂ももうすぐ思い出になるのかな
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まだ少し冷えるからもう一枚、もう一枚と重ねていくふゆ
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ヤバくない!?うちら最強!マジそれな?今ならなんでもできる気がして
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朝焼けがすべての道を燃やしてるこの街にただきみだけがいる
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白い息インターホンでもよく見える 子が巣立つなら冬の朝がいい
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作り物みたいな月だ君はもう僕のすべてを忘れていいよ
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赤い靴だった尖った靴だった目だけで追えるところまで追う
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ひらひらと落ちる紅葉に目もくれずキミはお砂場遊びに夢中
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どうしても好きになれない君が言うラノベのタイトルみたいな言葉
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幸せになりたいなんて言っていたあの頃きっと幸せだった
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私って ね あなたが思うよりずっとイケナイ子だよ もうわかるでしょ
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十万人にひとりだなんて言うならさ魔法少女にでもしてよ 難病
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凡人も勇気一つを友にして言葉で固めた羽で飛び立つ
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それでもだ あなたの海に登る陽は勇敢な光放てと祈る
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情熱が私の胸を掻きむしる。薔薇の香りが命を燃やす。
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見上げれば遥かなミライ手のひらに僕の意志は僕だけのモノ
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